トトガノート

All about TOTOGA

NHK

 NHKの大河ドラマ「徳川家康」で、印象に残っているシーンをまたひとつ思い出しました。今川義元のところに人質になっている家康が、岡崎への帰郷を許された時のことです。でも、あくまでも人質ですから岡崎城への入城は許されません。

 長老格の家臣が、自分の屋敷の倉庫に家康を連れて行きました。そこには、たくさんの軍資金と兵器が隠されていました。「いずれ殿が岡崎の城主となる時が来て、戦をすることになった時の備えです。その時になって、民衆から急に取り立ててれば反発を招きますから」と家臣が説明します。

 そこで家康は、その家臣に尋ねます。「ひとつだけ聴くぞ。これが今川に見つかった時には、爺がその罪をかぶるつもりなのだろう?」それを聞いたこの家臣が目を細めて答えます。「そこまでお察し下さる殿になられましたか」

 この場面を最初に見たのは学生の頃でしたが、こんなふうに褒められてみたいものだと思いました。今振り返ってみて、こういう察しの良さというか、状況を見極める能力が実社会ではとても大切だと思います。しかし、これは学歴には全く関係ありません。そこが世の中の面白いところかもしれません。

その2を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

 NHKの大河ドラマ「徳川家康」の総集編(2年ほど前にビデオ録画したもの)を、何年ぶりかで見てみました。録画した時には見ませんでしたし、本放送は私が大学生の頃だったと思いますから、本当に何年ぶりかです。

 印象に残ったシーンがありました。私なりの言葉で紹介させていただきます。雪斎(今川義元の軍師で、幼少の家康を教育した)が今死のうという時に、竹千代(家康)を枕元に呼び出し、「情勢の変化で、自分の家族を犠牲にしなければいけないような命令を義元から命じられた時、お前ならどうする?」と問いました。「大局を睨んで判断します。必要とあらば家族を犠牲にしますし、その逆と見ればたとえ義元の命であろうと・・・」と言いかけたところで、雪斎は「親子の情愛をなんと心得る!まだ、わからないことをそんなに簡単に答えるものではない!」と激怒しました。

 答えとしては正解なのだと思いますが、それを実行することはとてもつらいから覚悟しておけよ!という、雪斎最期の教えです。その時、竹千代には妻も子もなく、それを見ていた私も同じでした。結婚すること、父親になることは大変な覚悟がいるのだな、と思ったものです。石橋を叩いて渡るタイプの私が、このせいで結婚に対して慎重になったのは事実ですが、この世に生を受けたからにはこの究極の難題に自分もいつか必ず挑戦しなければと思いました。

 そして今、改めてこの覚悟を、夫として父として再確認したしだいです。ハイ。

その2を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ