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悟りへの道 に参加中!
「何のために勉強するの?」
「世界中の人と理解し合い、仲良くして、平和で幸せな社会を作るためだよ」

「喧嘩ばかりのこの世の中で本当にそんなことができるの?」
「宇宙から見たら地球なんて点に過ぎない。そのひとつの点の中にみんながいるんだから、いつかはできるさ。みんなが同じひとつの点なんだから、できないはずがないだろう?」

「でも、本当に本当?大人のウソでしょ?」
「…」


「できる」という確証のあることしか、してはいけないんだろうか?
「できる」という確証のあることしかしない生き方って、楽しいだろうか?
「できる」という確証のあることって、この世にどれだけあるんだろうか?
「できる」という確証のあることしかしない生き方って、生きていることになるんだろうか?

そんな生き方ばかり目指すから、生きたくなくなるんじゃないだろうか?
自分をも、他人をも、生かしておきたくなくなるんじゃないだろうか?

「生きる」とは、誰かが描いた線をなぞることではない。
「生きる」とは、誰も描かなかった線を描くことである。

到達できる目標に向かって、自分の線を描き、達成感を得る。
それを繰り返して、人は少しずつ力を蓄え、少しずつ目標を遠くに置いていく。

届かない目標でもいいじゃないか?その目標が素敵なものならば。

無限に遠い目標でも、それを目指して走り続ければいい。

「そんなとこまで、行けると思ってるのかい?」と嘲る人もいるかもしれない。
「進んでさえいれば、いつか辿りつくさ。」と平然と答えればいい。

それが、大人のウソ…

娘よ…早く…いや、早くなくていい。
でも、いつの日か、必ず、こんな「大人のウソ」が分かる人になって欲しい。