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第五章「子どもたちに夢を!」の後半を読みました。

「教育とは、魚の釣り方を教えるのであって、魚を与えることではない。」

この言葉、以前どこかで聴いて気に入っている言葉なのですが、この本にも出てきました。木全さんのオリジナルなのか分かりませんが。要するに、教育とは自立させることなのですね。

子どもがたくさんいて親も忙しかった昔は、子どもに手が回りませんでした。いちいちやってあげる余裕が無かった。だから自然と「あとは自分でやってみなさい」ということになったわけです。十分に与えられなかったから、釣り方を教えるしかなかった。

ところが少子化ということになると、魚を与えようとする人がたくさんいる。我が家でもそうですが、お爺ちゃんお婆ちゃんの子守りは与えることが主になりがちです。孫の可愛さは格別だそうですから、魚を与えてしまうことが優しさだと勘違いしまうのでしょう。

公文式は、読み書き計算という「釣り方」の訓練と言えます。自立を目指して、あるいは自分の目標に向かって、「釣り方」を習得するまでとにかく諦めずに頑張る。いち早くできるようになって、できなくて困っている人に教えてあげる。あるいは助けてあげる。そういう生き方が身につけば、最低限でも親としての務めを果たしたことになるんじゃないでしょうか?

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