トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:波動測定

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世紀末のある日、波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングを続けていました。

オシッコを測定したある方からは、「測定結果でガンの波動が高かったので気になっていたのですが、検査でガンが見つかりました。」という感謝のお手紙も頂きました。

私の測定はKさんにも中根先生にもお墨付き(?)をいただいた筈でしたが、かえってそれが疑問を増やしていました。

そこで、自分の電卓に相関係数を出す機能があることを思い出し、使ってみることにしました。

まず、同じ人のオシッコ(の波動を転写した水)を時系列に並べて相関係数を出してみる、ということをしました。同じ人の波動なのだから、相関係数は高いはず。そして、半年前のものよりも3か月前、3か月前のものよりも先月のものの方が相関係数は高いはず。しかし、そういう傾向は見つかりませんでした。

同じ人でダメならばということで、同じ水の波動を何項目か、毎日測ってみることにしました。そして、それぞれの相関係数を出してみる。同じ水だから、今日測っても明日測っても同じだと思うのですが、実際は違っていたのです。でも、相関係数は高くなるに違いない。全く違う水との相関係数よりも絶対高いに違いない。しかし、そういう傾向は見つかりませんでした。

最後に、電卓で乱数を発生させました。0〜1の間の小数で発生するので42をかけてから21を引くという変換を行い、−21〜+21の乱数を作りました。この数字と、波動測定した結果との相関係数を出してみる。すると、同じ水の測定結果同士の相関係数よりも、その水の測定結果と乱数との間の相関係数の方が高いものさえありました。

ここに至って、私の波動測定に対する不信感は不動のものになりました。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、O社長の関心はオーラカメラに移っていました。

世紀末の夜、私はO社長の移り気に内心ホッとしていました。

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世紀末のある日、私は前出のO社長と再会しました。

当時流行っていた「脳内革命」の春山茂雄講演会(仙台市泉区のイズミティ21にて行われた)の申込みで、O社長の事務所を訪ねてみたのでした。その強烈な顔は印象的で、例の複素電磁場理論の人であることもすぐに思い出しました。

O社長は、そういった怪しい講演会の企画を行っていました。私も興味がありましたので、できる限り手伝いたいと言いました。

「実は今、波動測定のオペレーターを探しているんだが…」

数ヶ月後、私は春山茂雄氏が使っていたという波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをすることになりました。

春山氏は当時は時の人であり、新宿駅近くの高〜いビルに新しい感覚の病院を造りました。私も出張の帰りに見学したことがあります。高級な旅館のような内装で、看護師さんは着物を着ていました。でも仲居さんというよりはホステスさんという感じ。その病院がその後どうなったかは貴重な証言を見つけましたのでご覧ください。

世紀末の夜、私は春山氏やO社長のような世紀末を追いかける人たちと出会い、興奮していました。今にして思えば、少なくともこういう人たち(悲惨な世紀末の予言を信じ、準備していた人たち)には、確かに悲惨な世紀末(あるいは暗い新世紀)が訪れたように思います。

つまり、悲惨な予言を信じた人にだけ、予言どおりの現実が訪れたのでした。

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