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講師がお父さんでしたから、「お父さん講座」というタイトルになったようでしたが、男性は私を入れて4人だけ。あとはお母さんたちでした。
で、その講師ですが、多田農園の多田耕太郎さん(ブログもされてます。流石です。)でした。YAMAGATAセレクションにも選ばれているサクランボを生産している方なので、お名前だけは何となく拝見してました。
お話で、まず「おや!」と思ったのは、幼稚園年長の時にスーパーファミコンを買ってあげたということ。本人が欲しがるものだから、そんなに欲しいなら天声人語をスラスラと読んでみせろ!という条件を出したそうです。いつの記事でもいい、意味は分からなくともいい、とにかく一回分を止まらずにスラスラと読めたら買ってやる!と。
幼稚園の年長さんにですよ。かなりユニークな条件です。うちもDSを買ってしまいましたが、妹にも貸してあげること、公文のプリントをやってから遊ぶこと、くらいしか条件は出しませんでした。
ともかく、多田さんもファミコンのソフトが欲しかったらプリントをやりなさい!という条件は何度も使ったそうです。つまり、物で釣るのもアリということですね。
もうひとつ、「おや!」と思ったのは、奥さんがかなり厳しく公文のプリントを毎日させたということ。
学校から帰ってきても、公文のプリントをやらないうちは家から出さない。「5枚するのと10枚するのとどっちがいい?」という選択をさせて、あたかも自由はあるかのように錯覚させるわけですが、「0枚」という選択肢は絶対にない。「やれ!」「やらない!」の激しいやり取りは何度もあったとのこと。
でも、母(耕太郎さんの奥さん)は一歩も譲らなかったそうです。お爺さんお婆さんや伯母さんからも、「そんなにしなくても」という意見は出たそうですが、やはり譲らなかった。
息子さんのお友達は「○○くんのお母さんは鬼だ!」と言っていたそうです。
これ、すごくホッとしました。怒っていいんだ!と思いました。
実は、今まで聞いた体験談は(そんなに多くは無いんだけど)、「ひたすらできたところをほめてあげましょう!」だったのです。じゃあ、うちの子みたいに解ける問題も「難しい、わかんない、わかんない」と言って泣き叫ぶ奴はどうしたらいいんだ?と思っていたのです。「じゃあ、それ終わったらチョコあげるよ」というと、急にスラスラ解き始めるような奴はどうしたらいいんだ?と。ほめようがないじゃないか?と。
質問しても、「うちの子はそんなことありませんでしたね…」と言われてしまい、やっぱりお宅のお子さんはうちの子とはモノが違うんじゃないですか!?ということになってしまうわけです。これでは親の気持ちも萎えてしまう。
でも、多田さんは違いました。これは大きな収穫です。
さて、タイトルの公文国際学園ですが、多田さんの息子さんは4期生ということで倍率も低かったようですが、今は神奈川県でもトップレベルの偏差値だそうで、入るのはかなり難しいようです。そして、それよりもネックになるのはお金。これは、子供が努力してもどうにもなりません。
とにかく、お父さんはガンガン稼いで、子供のためなら惜し気も無く使う…これが今回の「お父さん講座」の結論だったようです。