トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:思い込み

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先週、複雑系科学の池上高志先生のことを書きました。

「一個の水の分子。一個だけでは水なのか氷なのか湯気なのか分からない。そして、どんどんマクロに見ていくと、我々の体の中で生物の一部になっていたりする。生物かどうかは、スケールで違うのか?」

このイメージ、「本当」の世界で書いたこと、「思い込み」の平野で書いたこと、「思い込み」の海で書いたこと、と似てます。

これって華厳経のイメージかもしれませんね。

こういうイメージで考えると、自分という存在自体が相対的で、あやふやなもののように思えてきます。「自分」に関しては、あの疑い深いデカルトでさえ疑わなかったんですけどね

 


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こころの中…ひとり言 に参加中!
思い浮かべてごらん…

ここは「思い込み」の世界…

だから、みんな「思い込み」を持っていないといけない。


「本当」は何も無いのに、あるかのように分け隔てて…

「本当」は何も無いのに、名前をつけて…

「本当」は何も無いのに、意味を持たせて…

「本当」は何も無いのに、値打ちを付けて…

差をつけている…


お金は、値打ちを測るだけのもの。

お金は、物を交換するときに便利だっただけ。ただそれだけ。

でも、それが全てを測る物差しになってきている。


ただ便利なだけで、何の根拠も無かったのに、

お金で測れないものは少なくなっている。

そして、お金で買えないものが少なくなっている。


お金で測れないものが「本当」は大切なのに…

お金で買えないものが「本当」は大切なのに…

お金以外の測り方がいくらでもあるというのに…

お金が一番大切なように、みんな、思い込み始めている。

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こころの旅 に参加中!
思い浮かべてごらん…

ここは「思い込み」の世界…

だから、みんな「思い込み」を持っていないといけない。


よりマシな「思い込み」を覚えておくために、

より多くの「思い込み」を覚えておくために、

人々は文字を使って書き残している。


石に刻んだり、木に彫り込んだり、紙に書いたり…

石や木や紙が残っている限り、文字は残る。

だから、文字は時間を越えることができる。


文字は山を越え、谷を越え、海さえも越えて…

いろいろな人に読まれる。

だから、文字は空間を越えることができる。


文字とは、言葉を記号化したもの。

言葉とは、「思い込み」につけた名前。

だから、文字として時空を越えるのは、実は「思い込み」。


文字が時空を越えるのは、

それが「良い思い込み」ならば良いこと。

それが「悪い思い込み」ならば悪いこと。

そして、「良い」とか「悪い」とかいうのも「思い込み」。

《最初から読む》
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気づき に参加中!
思い浮かべてごらん…

ここは「思い込み」の世界…

だから、みんな「思い込み」を持っていないといけない。


よりマシな「思い込み」を持つために、

より多くの「思い込み」を持つために、

人々は言葉を使って情報交換している。


「思い込み」とは、

分け隔てのないものを分け隔てること。

境い目のないものに境い目をつけること。

そして言葉とは、その境い目につけた名前。


だから言葉は、

「思い込み」をうまく伝えることができる。

「思い込み」をうまく言い表すことができる。


でも、どんなに言葉を費やしてみても、

「本当」を言い表すことはできない。


いや、言葉を積み上げれば積み上げるほど、

「本当」からはどんどん遠ざかってしまう。

《つづく》
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悟りへの道 に参加中!
思い浮かべてごらん…

ここは「思い込み」の世界…

だから、みんな「思い込み」を持っていないといけない。


強い「思い込み」を持たないと強くなれない。

大きい「思い込み」を持たないと大きくなれない。

賢い「思い込み」を持たないと賢くなれない。


「思い込み」さえ持てば、そうなれるとは限らないけれど、

少なくとも、何か「思い込み」を持たないとここには居られない。


それが「思い込み」の世界の掟…

《つづく》
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