トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:大腿骨

〈起始〉:第12胸椎〜第1腰椎の椎体の外側面
〈停止〉:腸骨筋膜から腸恥隆起

〈作用〉:腸骨筋膜を張り、腰椎を外側方に引く。(股関節●屈曲?
〈神経支配〉:大腿神経
〈筋連結〉:大腰筋,横隔膜

〈触察〉:
大腰筋と同様に触察する。但し、区別は困難。




〈関連痛領域〉
・該当なし。約40%の人には存在せず、場合によっては片側しか存在しない場合もある。治療上の重要性についての記録はない。(参考文献2)

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:第12胸椎〜第4腰椎の椎体と第1〜第4腰椎の肋骨突起(浅頭),全腰椎の肋骨突起(深頭)
〈・〉:鼡径靭帯・大腿動脈の下の筋裂孔の中で大腿神経の下(★衝門
〈停止〉:大腿骨の小転子

〈作用〉:股関節●屈曲。腰椎を前尾方に引く。
〈神経支配〉:大腿神経〔L1〜L3〜(L4)〕
〈筋連結〉:腰方形筋,横隔膜,腸骨筋小腰筋最長筋腸肋筋

〈触察〉:
・補助線1:胸骨体下縁と鼡径靭帯(上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ線)の中央部を結ぶ線。
・臍より尾方:補助線1を指標にして、腹直筋のすぐ外側方を後方に(腰椎肋骨突起や腸骨に向かって)圧迫する。
・臍より頭方:補助線1を指標にして、後方に(腰椎肋骨突起や椎体の外側面に向かって)圧迫する。
・鼡径部の筋腹:鼡径靭帯の外側1/2の領域の筋腹が腸腰筋で、内側1横指分が大腰筋。この筋腹を確認しながら後尾方に辿り、大腿骨に向かって圧迫する。

〈関連痛領域〉
・腰部内側(★脊中★懸枢★命門★腰陽関★脾兪★胃兪★三焦兪★腎兪★気海兪★大腸兪★意舎★胃倉★肓門★志室)
・上腹部から鼡径部までの腹部
・大腿前面部で鼡径部から膝までの中間(★急脈★気衝★髀関★伏兎★陰市★梁丘★府舎★衝門★箕門★血海★鶴頂)

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:腸骨の上縁と内面
〈停止〉:大腰筋の前内側面,大腿骨の小転子

〈作用〉:股関節●屈曲
〈神経支配〉:大腿神経〔L1〜L3〜(L4)〕
〈筋連結〉:大腰筋縫工筋大腿直筋内側広筋大腿筋膜張筋,恥骨筋

〈触察〉:
・鼡径靭帯:上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ線を指標に、ひも状に触知される靭帯。
・鼡径部の筋腹:鼡径靭帯の外側1/2の領域の筋腹が腸腰筋で、内側1横指分が大腰筋で、残りの外側部分が腸骨筋。この筋腹を確認しながら、後尾方に辿り、大腿骨に向かって圧迫する。また、頭方に辿り、腸骨の内面に向かって圧迫する。

〈関連痛領域〉
・腰部内側(★脊中★懸枢★命門★腰陽関★脾兪★胃兪★三焦兪★腎兪★気海兪★大腸兪★意舎★胃倉★肓門★志室)
・上腹部から鼡径部までの腹部
・大腿前面部で鼡径部から膝までの中間(★急脈★気衝★髀関★伏兎★陰市★梁丘★府舎★衝門★箕門★血海★鶴頂)

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:坐骨の坐骨下枝の前面,坐骨結節の下面
〈停止〉:大腿骨の粗線の内側唇の小転子と内転筋結節の間の領域

〈作用〉:股関節▲屈曲▲伸展●内転▲外旋▲内旋
〈神経支配〉:閉鎖神経〔(L2)〜L3〜L4〜(S1)〕
〈筋連結〉:外側広筋内側広筋長内転筋薄筋,短内転筋,小内転筋,中間広筋大腿方形筋大腿二頭筋の短頭,半腱様筋半膜様筋腓腹筋

〈触察〉:腹臥位で:内転筋結節に終る大内転筋腱を触察。これと坐骨結節を結ぶ線を想定。これに沿って辿る。

〈関連痛領域〉
・大腿部の内側(★陰廉★足五里★陰包★箕門

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:恥骨の恥骨結合の前面から恥骨結節
〈・〉:恥骨筋と隣接(★足五里★陰廉)
〈停止〉:大腿骨の粗線の内側唇の中央1/3の領域

〈作用〉:股関節▲屈曲●内転▲外旋
〈神経支配〉:閉鎖神経〔L2〜(L4)〕
〈筋連結〉:恥骨筋,薄筋内側広筋外側広筋,短内転筋,大内転筋

〈触察〉:
・補助線2:恥骨結節と大腿骨の後面中央部を結ぶ線。
・大腿三角:鼡径靭帯,縫工筋, 長内転筋で形成される。恥骨結節のすぐ外側方に指を押し込んで触察する。
・長内転筋:大腿三角に指を押し込み、これを内側方に移動させたとき、最初に触知される。補助線2を指標に上下に辿る。
膝関節と股関節屈曲位で股関節を外転すると、容易に触知・視察できる。

〈関連痛領域〉
・大腿部の内側

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:腸骨の腸骨翼の外面で前殿筋線と下殿筋線の間と下殿筋線より尾方の領域
〈・〉:中殿筋の下
〈停止〉:大腿骨の大転子の内側面

〈作用〉:股関節▲屈曲▲伸展▲外転▲外旋●内旋
〈神経支配〉:上殿神経〔L4〜S1〕
〈筋連結〉:中殿筋大腿筋膜張筋梨状筋

〈触察〉:
中殿筋の深層にあり、触知は困難。中殿筋を介して、腸骨や大腿骨に向かって圧迫し、触察する。

〈関連痛領域〉
・殿部および腰後部(★胞肓★秩辺)
・大腿後面上部にかけて
・(★居りょう★環跳★中とく★足陽関★陽陵泉★陽交★外丘★光明★陽輔★懸鐘★丘墟★飛陽★ふ陽★崑崙

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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〈起始〉:腸骨の腸骨翼の外面で前殿筋線と後殿筋線の間と腸骨稜の外唇,殿筋膜
〈・〉:大腿筋膜張筋の下(★居りょう★環跳),大殿筋の下(★胞肓★秩辺)
〈停止〉:大腿骨の大転子の近位端の外側面

〈作用〉:股関節▲屈曲▲伸展●外転▲外旋▲内旋
〈神経支配〉:上殿神経〔L4〜S1〕
〈筋連結〉:大殿筋大腿筋膜張筋小殿筋梨状筋外側広筋

〈触察〉:
・補助線1:上後腸骨棘と大転子の外側端を結ぶ線。中殿筋の後縁に相当する。
・中殿筋後縁:補助線1を指標に、中殿筋と梨状筋の間の溝に指を押し込み、外側頭方に押圧する。
・補助線2:上前腸骨棘と、大転子の外側端から2横指尾方の部位とを結ぶ線。中殿筋の前縁に相当する。
・中殿筋前縁:補助線2を指標に、後頭方に圧迫する。
・補助線3:大転子の外側端から3横指内側方の部位から、頭方に引いた線。前部の厚い筋腹と、後部の薄い筋腹との境界。
・中殿筋:腸骨翼の外面で、補助線1と2に挟まれる扇状の領域に存在する筋腹。

〈関連痛領域〉
・殿部を覆う領域(★胞肓★秩辺)
・仙骨を覆う領域(★小腸兪★膀胱兪★中膂兪★白環兪★上りょう★次りょう★中りょう★下りょう★腰兪★会陽
・内側腰部にかけて
・大腿後面上部にかけて(★承扶

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
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