「釈尊の生涯」(春秋社)
「11.最初の説法」を読みました。
釈尊が苦行をしていた頃釈尊を見守り、苦行を放棄した釈尊を見限って釈尊の下を去った五人の比丘がいたのですが、さとりを開いた釈尊はこの五人に四諦について初めて説き(初転法輪)、三転という三段階があることを述べます。
第一段:示転:見道の位:四諦の理論を正しく把握する。
第二段:勧転:修道の位:四諦に対する実践修道。
第三段:証転:無学の位:理論と実践とが一致し、体得される。
五比丘は四諦の教えを聞き、法眼を得ました。つまり、四諦や縁起の理論を理解し、仏教的世界観・人生観が確立しました。異教の説に迷わされない信仰確定の状態。
参考文献「仏教要語の基礎知識」
《つづく》
「11.最初の説法」を読みました。
釈尊が苦行をしていた頃釈尊を見守り、苦行を放棄した釈尊を見限って釈尊の下を去った五人の比丘がいたのですが、さとりを開いた釈尊はこの五人に四諦について初めて説き(初転法輪)、三転という三段階があることを述べます。
第一段:示転:見道の位:四諦の理論を正しく把握する。
第二段:勧転:修道の位:四諦に対する実践修道。
第三段:証転:無学の位:理論と実践とが一致し、体得される。
五比丘は四諦の教えを聞き、法眼を得ました。つまり、四諦や縁起の理論を理解し、仏教的世界観・人生観が確立しました。異教の説に迷わされない信仰確定の状態。
参考文献「仏教要語の基礎知識」
《つづく》