F-04Bのセパレートにも慣れてきました。それで気づくことは、ケータイの「見やすい位置」と「操作しやすい位置」は違うんだということ。

「見やすい位置」にディスプレイユニットを置き、「操作しやすい位置」でキーユニットを操作する…これはセパレートだからこそできることです。

テンキーもセパレートスタイルで使うことが多くなりました。

セパレートスタイルにして、片手にディスプレーユニット、もう片方にキーユニットを持つ方が使いやすいのです。これはスライドスタイルではウェートバランスが極端に偏っているために、スライドスタイルと言えども、片手で操作するのはちょっと辛いから。

ただ、セパレートスタイルでテンキーを使う難点は二つ。ひとつはキーユニットが栓抜きに見えること(ビール瓶の頭をカンカンと叩きたくなる)。もうひとつは両手がふさがってしまうこと。

ディスプレーユニットをどこかに立てておけばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、それがF-04Bの最大の弱点なのです。ディスプレーユニットを立てることがとても難儀なのです。

寝かせて置いては見にくいし、と言って適当なスタンドが見つからない。私の場合は、苦肉の策として卓上ホルダ(!)を使ってます。家で使うときは勿論、車の中とかで使う場合も、卓上ホルダにディスプレイユニットをポトンと入れて、キーユニットで操作します。だから、卓上ホルダは常に持ち歩いています!

但し、これはディスプレイを縦に置く場合に限られます。そこで横に置く場合はどうするかと言うことなのですが、試供品のスタンドストラップを使って下さい!ということになっています。これを準備したということは、この問題点に気づいていたということですね。ただ…使えないことはないんですが、かなり不安定です。場所を選びます。

結局、私は横で見ることは諦めて、ワンセグを見る時も卓上ホルダに入れて置くことが多いです。

写真の撮影やワンセグのチャンネル切替など、セパレートの利点として挙げられている事柄は全て、ディスプレイを安定した状態で立てておくことが前提になります。

だから、セパレートの利点が、この弱点によって吹き飛んでしまう可能性さえ有ります。改善して欲しいな…とは思うのですが、具体的改善策はちょっと思いつかないですね…他は良くできてますから。

《つづく》