トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:加古里子

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くもんのすいせん図書(Aの22番)「からすのパンやさん」を読みました。(小林教室収蔵

「からすのパンやさん」同様、加古さんの本はあとがきも面白いです。これが1960年の作で、「市べえ沼の大じけん」という渋い題だったというのは…。それが101ちゃんという題に変わったら、それが仇で映画になれなかったとは…。

親子のほのぼのとした優しい話で、数多くの人物(?)が登場するところも似ています。たがめやざりがには強敵でしたが、おかあさんの愛情と子どもたちの勇気が奇跡を生みます。

ロングセラーが、何度も作者の手で改良され、とても素敵な作品に仕上がっています。
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くもんのすいせん図書(2Aの44番)「からすのパンやさん」を読みました。(小林教室収蔵

幼稚園でもこの本が大人気で、お友達と奪い合ったと次女が言ってました。どれくらい読んでいるかを試そうと「からすパンやさんの4羽の赤ちゃんの名前は?」と聞いてみたら、「オモチちゃん、リンゴちゃん、レモンちゃん、チョコちゃん」とちゃんと答えられました。食べ物だし、カラフルだし、そんな作者の配慮が人気の秘密かもしれません。

育児で忙しくて、商売に手が回らず、お客さんが減って貧乏になって・・・と、心当たりのあるリアルなストーリー。子どもたちが客集めに一役買うところも我が家に似ている。我が家はまだ大繁盛にはなってませんけど。

見開き2ページでいろんなパンがたくさん(百種類くらい!)描いてあります。長女に読んで聞かせましたが、このページを開くなり…
「これ全部読んでね」とすかさず注文。
「スターパン、とんかちパン、ボールパン、ペリコプターパン…」
「これ抜かしたよ」とか「それは一回読んだよ」とか、なかなか大変でした。

今でこそ、こんないろんな形のパンは珍しくなくなりましたが、この本の初版が出た1973年当時はさぞ珍しかったことでしょう。子どもたちも今以上に目を輝かせて読んだに違いありません。

一羽のからすが大きく描かれた絵が無くて、そこにちょっとした違和感を感じましたが、あとがきを読んで、「個々の生きた人物描写と全体への総合化」という意図があることを知り、納得しました。
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