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NHK「爆笑問題のニッポンの教養#56」(12月2日放送分)を見ました。ロボット工学の古田貴之先生でした。モデルさんのようなカッコイイ人でした。

バリアフリーが当たり前になって、街からどんどん段差が無くなっています。そんなふうに環境に手を加えて快適さを獲得していくやり方もいいけれども…という意見は面白かった。優秀なロボット(車イス)を開発して、段差があってもいいようにしてもいいんじゃないか。

番組での議論からは外れますが、バリアフリーが進むことで歩行者が段差に鈍感になったのは事実だと思います。以前よりも、ちょっとした段差で人々が転ぶようになった気がする。先日訪れた東京ドームの前にも配線の都合で小さな段差があったのですが、そこで転ぶ人を何人も見かけました。

「技術は野菜である」という意見も面白いと思いました。技術は単なる素材に過ぎない。収穫してきれいに洗って、人に「おいしい!」と言わせるまで料理しなければ意味がない。野菜を見つけただけで喜んでいてはいけない。「いいね!便利だね!」というところまで責任を持たなければいけない。

そうでなければ自己満足の技術開発であって、「みんなのため」にはならない。心意気もカッコイイ人でした。

《つづく》