トトガノート

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デヴィッド・ボーム

古代ギリシャのソフィストたちや中国の諸子百家など、いろいろな知恵が湧き出た時代・場所というのがあるものです。古代インドもそういう時代に恵まれていたようです。

ダルマキールティの指摘は非常に的を射たものです。宇宙の起源という最初のポイントを設けるということは因果関係に縛られないポイントを作ることになる。宇宙はビッグバンで始まるということになっているのですが、ビッグバンが起きる前は何だったの?という疑問がすぐに湧いてきてキリがありません。

因果律というと、カオス理論のバタフライ効果なんかも気になります。ダライ・ラマはどうとらえているのでしょうか。

華厳経の中に、宇宙をお互いに(無数の)網で結びつきあった(無数の)宝石に喩えている一節があるそうです。現代的な比喩としてデヴィッド・ボームはホログラムに喩えています。数式としては畳み込み積分を用いているので、物理学者のみならずエレクトロニクス関係の技術者にも、彼の説明は受け入れやすいものだと思います。

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「仏陀が自分の言葉を鵜呑みにする弟子を戒めた。つまり、仏陀の教えさえも道理に基づいて考察し、各自実践し、検証すべきだ!と仏陀自身が説いた。」という逸話は知らなかったので、なるほどと思いました。仏教にふところの広さを感じるのですが、仏陀のそういう精神が反映しているのでしょう。そしてそれはダライ・ラマが指摘しているように科学にも共通しています。

デヴィッド・ボームの「全体性と内蔵秩序」は十数年前に買って一度読みました。難解で、わかったようなわからないような印象でした。ただ、量子力学と仏教の共通点に驚いたことは覚えています。でも、ダライ・ラマと交友関係があったということですから、その影響が大きかったということなのかもしれませんね…。

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