トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:エンドトキシン

アレルギーの話を見て、家畜小屋や肥え溜めが散在し、エンドトキシンが飛び交っていただろう昔の日本…とイメージしていたのですが、中世のヨーロッパはもっと凄かったらしい。アレルギー予防という観点からすると、昔の日本よりずっと恵まれていたらしい。

「ハイヒールの起源は?」というクイズをテレビで見ました。「もともとは外見ではなくて、実用的な目的で作られたらしい。それは何か?」という問題だったのですが、道端に落ちている排泄物を踏まないで歩くため!という答えを聞いてビックリ!

確か、ベルサイユ宮殿辺りで宴が繰り広げられていた頃、下水が完備されておらず、排泄物を窓から道路に捨てていたらしい、と聞いたことがあります。気を付けて歩かないと頭からかぶることになったとか。当然、路上はひどいもので、女王様のようなとんがったハイヒールが必要だったことでしょう。

街はエンドトキシンに溢れ、アレルギーになる人などいなかったことでしょう。その代りペストが大流行したわけですけど…

女王様と言えばブタ。ブタ小屋は汚い所の代名詞のように使われます。ブタさんは決して汚い所が好きなわけではないのでしょうが、昔の中国ではトイレにブタを飼っていて、人糞を餌にしていたことなどがあるからかもしれません。

以前、日本人は「ウサギ小屋の働き蜂」と呼ばれ、からかわれていました。あの頃にハイヒールの起源を知っていたら…と悔しくなります。そうしたら、こう言い返してやるんだった。

「あなたたちの祖先はブタ小屋のような街に住んでいたじゃないか!」
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
NHK に参加中!
NHK「病の起源〜アレルギー」(11月23日放送分)を見ました。

先進国でアレルギーが多いということ、衛生的な環境に退屈した免疫が悪さをするのではないか、という説は知られていましたが、最新の研究ではエンドトキシン(菌体内毒素)が注目されているようです。

細菌やウイルスに対抗する細胞型免疫と、吸血ダニや寄生虫に対抗するIgE型免疫とがあります。前者が旧来の哺乳類以前からある免疫機構で、後者は二億年前に哺乳類が獲得した新しい免疫機構です。

吸血ダニの場合、吸血する際に酵素を注入しますが、これに対するIgE抗体の免疫ができている人の血を吸うと、ダニが抗体の攻撃を受けて死んでしまいます。寄生虫に対しても、このような形で有効であるらしい。この酵素と似ているがために、花粉に対しても反応してしまうことが、アレルギーという悲劇の引き金になります。

2種類の免疫機構の配分、いわば陸軍と海軍の兵隊の人員構成は、一歳までの生活環境で決まるらしい。細菌やウイルスが多い環境で育てば細胞型免疫が強化される。吸血ダニや寄生虫が多い環境に育てばIgE型免疫が強化される。

昭和30年以降に育った人たちからアレルギーの人が増えているのは、町中から家畜小屋が減ったからではないか?ということでした。赤ちゃんに細胞型免疫を強化させる(IgE型免疫を弱める)物質、それがエンドトキシンというわけです。

エンドトキシンは細菌の細胞壁を構成する成分で、細菌の死などによって細胞壁が壊れてはじめて放出されるそうです。以前は、家畜の糞に含まれる大腸菌などが放出していたのでしょう。

私もアレルギー体質(花粉症)です。小さい時に家畜小屋で遊ぶことはありましたが、流石に乳児のころブタ小屋に行くことは無かった。

ペットを飼えばいいのか?ということですが、糞尿の処理をしっかりしなければ別でしょうが、ペットのダニやフケがIgE型免疫を増やすことの方が多いようです。

ペットよりは、子どもの方が有効らしい。兄弟が多いと下の子ほどアレルギー体質になりにくいそうです。尤もこの傾向が顕著に見られるのは第4子あたりからのようですが。少子化もアレルギーの原因のひとつと言えそうです。

《最初から読む》
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ