【各脊椎間関節可動域(代表値)】
・Oc−C1:屈伸13°側屈8°回旋0°備考:C1神経根
・C1−C2:屈伸10°側屈0°回旋47°備考:C2神経根
・C2−C3:屈伸8°側屈10°回旋9°備考:C3神経根
・C3−C4:屈伸13°側屈11°回旋11°備考:C4神経根
・C4−C5:屈伸12°側屈11°回旋12°備考:C5神経根
・C5−C6:屈伸17°側屈8°回旋10°備考:C6神経根
・C6−C7:屈伸16°側屈7°回旋9°備考:C7神経根
・C7−T1:屈伸9°側屈4°回旋8°備考:C8神経根
【頚関節としての可動域】
・屈曲(前屈):〔可動域〕60°
・伸展(後屈):〔可動域〕50°
・側屈:〔可動域〕50°
・回旋:〔可動域〕60°
【筋肉】●は主に働く▲は補助的に働く
・椎前筋群※:●屈曲●側屈
・舌骨筋群※:▲屈曲
・斜角筋群※:▲屈曲●側屈…呼吸▲強制吸息
・胸鎖乳突筋:●屈曲▲伸展●側屈●対側回旋…呼吸▲強制吸息
・肩甲挙筋:▲側屈…肩甲骨●挙上▲下方回旋,呼吸▲強制吸息。
・板状筋群※:●伸展●側屈●同側回旋
・後頭下筋群※:●伸展●側屈●同側回旋
・脊柱起立筋群※:●伸展●側屈●同側回旋…呼吸▲強制吸息,腰部●伸展●側屈●同側回旋
・短背筋群※:●伸展●側屈●対側回旋…腰部●伸展▲側屈●対側回旋
※椎前筋群:頚長筋,頭長筋,前頭直筋。
※舌骨筋群:〔舌骨上筋〕:顎ニ腹筋,頚突舌骨筋,顎舌骨筋,頤舌骨筋。〔舌骨下筋〕:胸骨舌骨筋,肩甲舌骨筋,胸骨甲状筋,甲状舌骨筋。
※斜角筋群:前斜角筋,中斜角筋,後斜角筋。
※板状筋群:頭板状筋,頚板状筋。
※後頭下筋群:大後頭直筋,小後頭直筋,外側頭直筋,上頭斜筋,下頭斜筋。
※脊柱起立筋群:腸肋筋,最長筋,棘筋。
※短背筋群:半棘筋,多裂筋,回旋筋,棘間筋,横突間筋。
【靭帯】
・黄色靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・棘間靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・横突間靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・前縦靭帯:椎体前面を後頭骨底から仙骨前面まで結ぶ。椎間円板とは緩く結合。
・後縦靭帯:椎体後面を後頭骨から仙骨まで結ぶ。椎間円板とは強固に結合。
・項靭帯:後頭骨と第7頚椎棘突起を結ぶ。
・棘上靭帯:第7頚椎棘突起から仙骨後面までを結ぶ。項靭帯の続きとみなされる。
【椎間円板】
・椎体間にあって、線維輪と髄核からなる。
・変形に対しては髄核が線維輪内を僅かに移動する。
・圧力に対しては髄核の水分出納現象が起こる。
・安静臥位時に比較すると、立位時に全脊柱で約2cm短縮する。
・L5−S1間の椎間円板に最も加重がかかり、可動性も要求される。
【線維輪】
・垂直加重力の1/4を受ける。
・交互に異なる方向に斜走するコラーゲン線維を多く含む結合組織性線維層。
・上・下椎体と強固に結合。
【髄核】
・垂直加重力の3/4を受ける。
・線維輪の中心にあって、ゼラチン様物質の半液状塊からなり、その中には脊索(胎児期の残遺物)を含む。
・80%は水分で、他は蛋白,ムコ多糖類,コンドロイチン硫酸,ヒアルロン酸など。
【関節】
・環椎後頭関節:頭蓋骨と環椎の顆状関節。
〔靭帯〕前・後環椎後頭膜(靭帯様の機能),歯尖靭帯と翼状靭帯(軸椎の歯突起尖端と後頭骨を結ぶ),環椎十字靭帯。
・環軸関節:軸椎(C2)の歯突起が環椎(C1)前弓内にはまり込む。正中環軸関節(車軸関節)と外側環軸関節(椎間関節)。頚椎の回旋運動の多くを担う。
〔靭帯〕環椎横靭帯。
・ルシュカ関節:C2-C3以下の連結。成人では椎体外側面にルシュカ突起(鉤状突起)があり、上下で小さな関節を形成する。
参考文献1「基礎運動学」
・Oc−C1:屈伸13°側屈8°回旋0°備考:C1神経根
・C1−C2:屈伸10°側屈0°回旋47°備考:C2神経根
・C2−C3:屈伸8°側屈10°回旋9°備考:C3神経根
・C3−C4:屈伸13°側屈11°回旋11°備考:C4神経根
・C4−C5:屈伸12°側屈11°回旋12°備考:C5神経根
・C5−C6:屈伸17°側屈8°回旋10°備考:C6神経根
・C6−C7:屈伸16°側屈7°回旋9°備考:C7神経根
・C7−T1:屈伸9°側屈4°回旋8°備考:C8神経根
【頚関節としての可動域】
・屈曲(前屈):〔可動域〕60°
・伸展(後屈):〔可動域〕50°
・側屈:〔可動域〕50°
・回旋:〔可動域〕60°
【筋肉】●は主に働く▲は補助的に働く
・椎前筋群※:●屈曲●側屈
・舌骨筋群※:▲屈曲
・斜角筋群※:▲屈曲●側屈…呼吸▲強制吸息
・胸鎖乳突筋:●屈曲▲伸展●側屈●対側回旋…呼吸▲強制吸息
・肩甲挙筋:▲側屈…肩甲骨●挙上▲下方回旋,呼吸▲強制吸息。
・板状筋群※:●伸展●側屈●同側回旋
・後頭下筋群※:●伸展●側屈●同側回旋
・脊柱起立筋群※:●伸展●側屈●同側回旋…呼吸▲強制吸息,腰部●伸展●側屈●同側回旋
・短背筋群※:●伸展●側屈●対側回旋…腰部●伸展▲側屈●対側回旋
※椎前筋群:頚長筋,頭長筋,前頭直筋。
※舌骨筋群:〔舌骨上筋〕:顎ニ腹筋,頚突舌骨筋,顎舌骨筋,頤舌骨筋。〔舌骨下筋〕:胸骨舌骨筋,肩甲舌骨筋,胸骨甲状筋,甲状舌骨筋。
※斜角筋群:前斜角筋,中斜角筋,後斜角筋。
※板状筋群:頭板状筋,頚板状筋。
※後頭下筋群:大後頭直筋,小後頭直筋,外側頭直筋,上頭斜筋,下頭斜筋。
※脊柱起立筋群:腸肋筋,最長筋,棘筋。
※短背筋群:半棘筋,多裂筋,回旋筋,棘間筋,横突間筋。
【靭帯】
・黄色靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・棘間靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・横突間靭帯:上・下椎骨を結ぶ。
・前縦靭帯:椎体前面を後頭骨底から仙骨前面まで結ぶ。椎間円板とは緩く結合。
・後縦靭帯:椎体後面を後頭骨から仙骨まで結ぶ。椎間円板とは強固に結合。
・項靭帯:後頭骨と第7頚椎棘突起を結ぶ。
・棘上靭帯:第7頚椎棘突起から仙骨後面までを結ぶ。項靭帯の続きとみなされる。
【椎間円板】
・椎体間にあって、線維輪と髄核からなる。
・変形に対しては髄核が線維輪内を僅かに移動する。
・圧力に対しては髄核の水分出納現象が起こる。
・安静臥位時に比較すると、立位時に全脊柱で約2cm短縮する。
・L5−S1間の椎間円板に最も加重がかかり、可動性も要求される。
【線維輪】
・垂直加重力の1/4を受ける。
・交互に異なる方向に斜走するコラーゲン線維を多く含む結合組織性線維層。
・上・下椎体と強固に結合。
【髄核】
・垂直加重力の3/4を受ける。
・線維輪の中心にあって、ゼラチン様物質の半液状塊からなり、その中には脊索(胎児期の残遺物)を含む。
・80%は水分で、他は蛋白,ムコ多糖類,コンドロイチン硫酸,ヒアルロン酸など。
【関節】
・環椎後頭関節:頭蓋骨と環椎の顆状関節。
〔靭帯〕前・後環椎後頭膜(靭帯様の機能),歯尖靭帯と翼状靭帯(軸椎の歯突起尖端と後頭骨を結ぶ),環椎十字靭帯。
・環軸関節:軸椎(C2)の歯突起が環椎(C1)前弓内にはまり込む。正中環軸関節(車軸関節)と外側環軸関節(椎間関節)。頚椎の回旋運動の多くを担う。
〔靭帯〕環椎横靭帯。
・ルシュカ関節:C2-C3以下の連結。成人では椎体外側面にルシュカ突起(鉤状突起)があり、上下で小さな関節を形成する。
参考文献1「基礎運動学」