トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Category:★公文式小林教室 > すいせん図書3A

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くもんのすいせん図書(3Aの45番)「たんぽぽ」を読みました。

小林教室周辺の教室が共同で図書を購入して、巡回図書館のようにしています(通称「おにぎり文庫」)。今月の一冊でした。

雑草のようにたくましく、どこにでも見かける、最も身近な花のひとつかもしれません。

しかも、お庭に敢えて植えることは珍しいから、大抵は野生(?)として勝手に生えている。

いつの間にか、まっ白い綿帽子になっていたりします。子供は喜んで摘み取り、息を吹きかけ、種を風に飛ばして遊びます。

そんな、たんぽぽ。筆者はじっと観察しています。そして文章を書いています。それは、理科のはじまりです。

身近な花。身近すぎて余り気に止められることもない花。でも、誰もが花を摘んだり、種を飛ばしたりしたことがあるはずの花。

そんなたんぽぽを題材にして理科の心を芽生えさせようとしている、そんな本だと思います。
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くもんのすいせん図書(3Aの19番)「あいうえおばけだぞ」を読みました。

小林教室周辺の教室が共同で図書を購入して、巡回図書館のようにしています(通称「おにぎり文庫」)。今月の一冊でした。

45MONSTERSと書いてあるように、45のあいうえおばけ(?)が登場する図鑑です。いろんなおばけの絵と特徴が書いてあります。

これだけおばけが出てくると、生活のいろいろな場面でどれかおばけを思い出すようになるでしょう。でも、楽しいおばけばかりだから心配は要りません。

おばけを全部おぼえてしまう子もいるかもしれませんね。そうやって、言葉をひとつひとつ覚えていくのもいいでしょう。かるたもありますから、これで遊べばなおさら効果的。

あいうえお順になっていて、最後は「ん」。「ん」で始まる言葉はないから、これでおしまい…というエンディングなんですが、山形の子供たちは釈然としないはず。「ん」で始まる言葉、山形にはたくさんありますから。

ex.「んだ」「んね」「んつころ」

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くもんのすいせん図書(3Aの27番)「てぶくろ」を読みました。(小林教室収蔵

子どものころ、私も読んだ記憶があります。ウクライナの民話ということですが、改めて見直してみると奇想天外です。てぶくろにネズミやカエルが入るのは物理的にいいとしても、仲良く入っていられるか?という問題は生物学的にNGではないでしょうか?

さらにどんどん大きな動物が入ってきます。入れ替わるのならまだしも、みんな仲良く入っているというのですから、物理的にNGになります。四次元ポケットのてぶくろ版と理解する以外にありません。

てぶくろを落としたおじさんが、クマの体よりも大きな手をした巨人だったというオチもいいですね。

それだったらクマなんてちゃちなもので終わらずに、クジラとか、時空を超えて恐竜とか、どんどん広げていってもいい。

そんなふうに話を広げずに、おじさんが拾いに来たらすぐに皆いなくなってしまうところが何ともあっさりしていていいですね。

絵も渋くて、気持ちが落ち着きます。
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くもんのすいせん図書(3Aの6番)「バスでおでかけ」を読みました。(小林教室収蔵

マイカーの普及で、バスでおでかけする機会は減りました。子連れであれば、なおさらバスは敬遠しがちです。利用者減少で、便数も減少し、それが更に利用者を減らすという悪循環。いろいろな交通機関が発達した結果ですから、仕方が無いのですが。

この本のように、バスターミナルで一回乗り換えなければいけないような遠くに行くのなら、電車を使うんじゃないだろうか?とか考えてしまいますが、これは要らんことですね。

バスの絵も、街の風景も、カラフルに、細かく、きれいに描かれています。街の風景を少し高い所から眺めていけるのは、バスの良い所です。

絵に合わせて、ページの角がカットされているところがあります。これは飛び出す絵本に似た効果があって、楽しいです。

動物園とかデパートとか、子どもの好きそうな場所をことごとく通過して、お父さん主催のミステリーツアー(行き先不明)は続きます。

目的地は、山の上の小さいおしゃれなレストラン。そこで食事ということでした。お母さんは喜びそうだけど、子どもたちはどうかな?と心配しましたが、テーブルの上にはクリスマスプレゼントも用意されている様子。ホッとしました。
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くもんのすいせん図書(3Aの5番)「しゅっぱつしんこう!」を読みました。(小林教室収蔵

表紙を飾る特急「はつかり」。上野−青森間を走っていた特急だそうです。東北新幹線八戸延伸で廃止になったとのこと。これに乗って出かけたということは、主人公のみよちゃんは東北にゆかりのある人ということになります。

仙台以北の岩手県や青森県辺りと考えるのが自然ですが、山形という線もあり得ないわけではない。急行に乗り換えたのが福島だとすれば、奥羽本線かもしれないからです。

さらに普通列車に乗り換えたということになると、急行が止まらないような小さな駅に降りたということになります。

みよちゃんについて絞り込めるのは、このくらいでしょうか…

みよちゃんのことがこんなに気になってしまうのは、列車に乗り降りする小さな姿しか描かれていないからです。

電車は設計図のようにきれいに描かれています。筆者はきっと鉄道マニアなのでしょう。電車に対する思い入れを強く感じます。どんな女の子が乗っていようがあまり興味は無さそうです。

だから、乗り物に興味を持ち始めた男の子には良さそうな本ですね。そして、大きくなったら、西村京太郎のトラベルミステリーが好きになったりするんじゃないかな…。
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くもんのすいせん図書(3Aの4番)「はけたよはけたよ」を読みました。(小林教室収蔵

本棚に並ぶこの本の題名だけを見て、内容をいろいろ想像していました。おばけとは言え「パパ」なんだから、きっと幸せな家庭を持っているんだろう…と。「バーバ」ということだから、何となく床屋さんが関係してそうな気もしてました。

でも、読んでみたら、全然違ってました。子供がいないどころか、バーバパパが生まれるところから話が始まっている。床屋さんも出てこない。

「おばけ」ということですが、「オバケのQ太郎」に似てます。怖いというよりはかわいい。いろんなものに化けられるのも似てます(Q太郎だけ、化けられなかったかな?)。

だから、「オバケのQ太郎」を基準に考えてしまうと、地味なお話かもしれません。

最後の絵が印象的でした。航空写真(最近はグーグルアースと言うべきか)のような構図で、上を向いて読者に別れを言っています。この町で、バーバパパたちはどんなふうに暮らしていくんだろう、と思わずにはいられません。

そして、続編も買ってしまうわけですね…
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くもんのすいせん図書(3Aの3番)「はけたよはけたよ」を読みました。(小林教室収蔵

パンツがうまくはけない男の子がフリチンで出かけてしまう、という衝撃的(?)な話です。(※大人の人は決してマネしないでください!逮捕されてしまいます!)

いろいろ話の展開があった後で、結局、すわってはけばはけるよ!という、これまた衝撃的(?)な結末。

片足立ちではけるようになるのは、何歳くらいなんでしょうね。平均年齢とか、調査したものはないんでしょうか?まあ、うちの娘たちもできるのかできないのかハッキリしませんけど。

さて、「パンツはすわってはく」ということで、いったん解決はするんですが、みなさんはどこにすわらせますか?

たとえば床の上にすわってはくとして、床にはゴミやバイ菌がいるからお尻が汚れると考えますか?それとも、お尻で直にすわるから床が汚れると考えますか?

ということで、すごく考えさせられる本でした。「はけたよはけたよ」と喜んでばかりもいられないんじゃないかな?と。

ちなみに私は見ていられなくて、手伝ってしまいます。私の髪の毛を鷲づかみにしてバランスを取りながら、娘たちはパンツをはきます。不必要に私の髪を引っ張ります。

娘たちが独りで「はけたよはけたよ」になる日が早いか、私の頭が「はげたよはげたよ」になる日が早いか…競争です。
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くもんのすいせん図書(3Aの2番)「わたしのワンピース」を読みました。(小林教室収蔵

新緑の野原に住むウサギさんが、草原の真ん中でミシンカタカタ、自分のワンピースを作る。野原にはハートのような花がほど良い間隔で咲いている…

何となく、ホッとする風景です。絵も繊細過ぎず、ラフ過ぎず、疲れないですね。足踏み式のミシンは懐かしい。

夏になると、女の子はワンピースが一番です。うちの娘たちは幼稚園ですから、ややこしい下着を着る必要はありません。パンツにワンピースが暑い夏には一番快適。男の私も羨ましくなるくらい…

そんなワンピースを、自分で作って、着てみる。そのワンピースはいろいろ柄が変わる。その都度、「わたしに似合うかしら」とつぶやく。女の子にピッタリの絵本という感じがします。

逆に言うと、性差がなくなってきた現代とはいえ、あるいはだからこそ、男の子には向かない本かな…。

こういう本が好きな女の子っていいな…なんて言うと親バカになりますが、先日の朗読ボランティアでは、長女がこの本を選んで、朗読してきたそうです。だんだん女の子になっているんだな…と変なことを感心しました。
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くもんのすいせん図書(3Aの1番)「はらぺこあおむし」を読みました。(小林教室収蔵

飛び出す絵本とまではいきませんが、なかなかおもしろい構成です。

とにかく子どもというのは、食べ物が出てくると興味を示しますね。さすが餓鬼と言うだけあります。

虫にも興味を持ちます。うちは女の子なので、どちらかというとマイナスの興味(要するに嫌がるということですが)ですけど。それが、這い出していろんなものを食べていく…

まず、食べ物の名前を教えることができます。

一個食べました。二個食べました…ということで、数のお勉強に持っていくことができます。

日曜日に生まれて、月曜日に○○を食べて…ということで、曜日を教えることができます。

英語版も読み比べてみました。英語教材として使うとしたら、be動詞・一般動詞の過去形が出てくるので、そこまで分かってからですね。
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