日本映画なのに
セリフが全部英語の映画がある!

DVDを即買いしました!
メルカリでですけど。

250906_ジャンゴDVD


『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』
三池崇史監督 2007年
https://amzn.to/46Z19B6

しかも、ロケ地は山形!

メインのロケ地は石倉(鶴岡市)で、
後に庄内映画村となった場所です。

他に
蔵王(山形市)、朝日村(鶴岡市)、
そして谷口銀山(金山町)。

映画のストーリーの底流には
『平家物語』があります。

なので登場人物の名前も、
清盛(佐藤浩市)
義経(伊勢谷友介)
静(木村佳乃)。

ここまで知って、私は
キターーーーーー!と思ったのでした。

ウエスタン(西部劇)と言えば
ゴールドラッシュの時代。

一方、
谷口銀山は「金」山町じゃないか!

つながった感じがしたのです。

金山町には
銀山しか無い点が少々気になりますが、
金売吉次に由来すると言われる
吉次山があります。

金売吉次(かねうりきちじ)は
奥州で採れた金を京に運んだ商人。

この時代に
奥州で起きたゴールドラッシュの
中心人物ではないかと。

義経が奥州平泉に逃げるのを
手助けしたとも言われています。

三池監督が
ここまで意識していたかどうかは
残念ながら分かりませんけど。

歴史とは
休火山のようなものだなと思いました。

ゴールドラッシュも、金山も、銀山も、
最盛期は爆発的に繁栄したわけですが、
やがては史跡という痕跡を残して
鳴りを潜めます。

『平家物語』が言うところの
「盛者必衰」ですね。
(winnerが
winnerで在り続けることは無い)

「無常」がテーマだと言われますが、
常で無いということは
「衰者必盛」でもあるはず。
(loserが
loserで在り続けることも無い)

『平家物語』だって、
源氏にスポットを当てれば
平氏を打ち負かしていく
サクセス・ストーリーですからね。

1960年代に流行ったイタリア製西部劇が
「マカロニ・ウエスタン」。

それを見て育った三池監督が
西部劇を作りたくなった!
というのが今回の映画のきっかけ。

日本製西部劇だから
「スキヤキ・ウエスタン」にした
とのことです。

そして、この映画をきっかけに
ゴールドラッシュ、ウエスタン、
源氏、平氏、谷口銀山、
といった休火山が一斉に
火を噴いたのです。

庄内映画村や谷口銀山は再び
眠りに入ってしまった感が否めませんが、
また火を噴く時はやってくるはず。

この世は「無常」なのですから。

もうひとつ、気づいたことがあります。

桃井かおりさんは
現場をメチャクチャにすることで有名で、
「ステーキをハンバーグにする女優」の
異名を持つそうです。

でも、セリフが英語だった今回は
それができなかったとのこと。

いつになく健気な感じがしました。

やはり、言語を変えると
人格も変わるんですね。



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#英語は逆から学べ
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