進学塾のエクステリアとしてお決まりなのは、「○○高校合格率○○%」という掲示。これが微妙なものであることは、受験生の親が一番良く知っているはず。だから落ちついて考えれば、掲示されている合格率が即わが子の合格率になるなんて思う親は一人もいないはず。
ところが残念なことに現在は情報過多状態。人間は情報過多になると思考が停止してしまうと心理学者は言う。商売にこれを使わない手はない。むしろ使ってない業種は珍しいんじゃないだろうか?だから、こういう掲示を非難するつもりはさらさらない。
それを言うなら、わが教室の某中高一貫校合格率は100%である。分母は少ないので明かせないが(笑)。保護者からは「100%で宣伝すればいい」と許しは頂いているが(酒の席で)、やはりこれは大人げない。
ある進学塾の調査によれば、昨年度の某中高一貫校の合格者の適性検査の点数はかなり開きがあったようだ。私なんかは、この塾で勉強しても点数は結局その生徒さんしだいなんだな…と意地悪な見方をしてしまったけれど、そもそもその塾だけに通っていたとも限らない。その塾に通っていた生徒さんだけのデータではあるけれども、合格したのがその塾のおかげだとは必ずしも言えない。逆に、不合格だったのがその塾のせいだとも言えない。
さらに言えば、満点に近い点数を取った生徒さんなんていないということ。そんなに点数を取れる問題ではないし、この有名進学塾においてもそのくらいまでしか仕上げることはできないんだ…ということに気づいてしまった。
そして、おそらく、次回も3倍前後の倍率で女子の方が高いという傾向になるだろう。落ちるのが当たり前の試験なのである。
だったら、楽しもうじゃないか!受験生も、受験しないこのオジサンと同じように。せっかく楽しめる問題なんだから。と、勉強会をするにあたり、開き直ってみた。
《つづく》
◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
ところが残念なことに現在は情報過多状態。人間は情報過多になると思考が停止してしまうと心理学者は言う。商売にこれを使わない手はない。むしろ使ってない業種は珍しいんじゃないだろうか?だから、こういう掲示を非難するつもりはさらさらない。
それを言うなら、わが教室の某中高一貫校合格率は100%である。分母は少ないので明かせないが(笑)。保護者からは「100%で宣伝すればいい」と許しは頂いているが(酒の席で)、やはりこれは大人げない。
ある進学塾の調査によれば、昨年度の某中高一貫校の合格者の適性検査の点数はかなり開きがあったようだ。私なんかは、この塾で勉強しても点数は結局その生徒さんしだいなんだな…と意地悪な見方をしてしまったけれど、そもそもその塾だけに通っていたとも限らない。その塾に通っていた生徒さんだけのデータではあるけれども、合格したのがその塾のおかげだとは必ずしも言えない。逆に、不合格だったのがその塾のせいだとも言えない。
さらに言えば、満点に近い点数を取った生徒さんなんていないということ。そんなに点数を取れる問題ではないし、この有名進学塾においてもそのくらいまでしか仕上げることはできないんだ…ということに気づいてしまった。
そして、おそらく、次回も3倍前後の倍率で女子の方が高いという傾向になるだろう。落ちるのが当たり前の試験なのである。
だったら、楽しもうじゃないか!受験生も、受験しないこのオジサンと同じように。せっかく楽しめる問題なんだから。と、勉強会をするにあたり、開き直ってみた。
《つづく》
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