「図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室」の第9章「欲求の波を乗り越える」を読みました。

「皮肉なリバウンド効果」が紹介されています。人間は何かを「考えてはいけない」と思うと、かえってそれが頭から離れなくなる、というものです。これには、「諦めること」で対処します。

例えば禁煙しようとするとき、「タバコのことを考えるな」と言われると、逆に気になって仕方がなくなります。だから、無理に考えないようにしようとはしないで、頭に浮かんでくる考えはそのままにします。考えても、「タバコを吸う」という行動を自制できればいいわけです。

「タバコを吸いたい」という欲求は受け入れる。でも、その欲求には従わない。

そこには、肉体としての「自分」から離れて、客観的に見つめる別の「自分」がいるような感じです。これはマインドフルネス瞑想が有効ですね。