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2013年度受験用公立中高一貫校適性検査問題集(みくに出版)の「岡山県立岡山大安寺中等教育学校」(p407〜413)を読みました。(小林教室収蔵

〈適性検査1(p407〜p409)〉
課題1.
(1)確率の初歩ですね。懐かしいので全パターンを描いてみました。


(2)最初は高いけどECOだからいずれは安くなりますよ…という最近の家電で有りがちな問題。
(3)家電店では値段と一緒に表示されている場合がありますから、どれが得か、子どもに計算させるといいかもしれません。


(4)円グラフとか、意味が分かってないと手が出ませんね。さりげなくほどほどに難しい、いい問題だと思います。


「照明」と「待機電力」に関しては「減らせる割合」の一の位が「0」だというとこがポイントですね。



課題2.(1)(2)面積が2倍になっている三角形が随分あるので、思いつくだけ書いてみました。


(5)解答の説明が「三角形、六角形も3倍だったので、3倍」というのは、ぶったまげてしまいました。それなら「子どものカンです」でもOKじゃないでしょうか?
赤い三角形は、三角形IJKと底辺(IJ)が等しく高さも等しいので、面積が同じです。黒い三角形も、三角形IHLと同じ理由で面積が同じ。さらに三角形IJKと三角形IHLは合同。正五角形HIJKLは、三角形ILK×1個と三角形IHL×2個に分解できます。一方、求める面積は、三角形ILK×3個と三角形IHL6個に分解できるので、3倍ということになります。



〈適性検査2(p413〜p411)〉
南野忠晴著『正しいパンツのたたみ方―新しい家庭科勉強法―』〈岩波ジュニア新書〉からの出題です。
「おたがいさま」という感覚、みんなが労働することで社会が成り立っているという考え方を持とうという主張には賛成です。が、「個人個人に合った仕事を用意するのは社会の責任」だという主張は、私には全く理解できません。引用部だけでは不十分なのかもしれませんが、この一冊を読もうという気にもなりません。

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