2013年度受験用公立中高一貫校適性検査問題集(みくに出版)の「東京都立武蔵高等学校附属中学校」(p222〜237)を読みました。(小林教室収蔵)
〈適性検査2(p222〜229)〉
1.問題2
「木の実1個の重さ(g)」と「木の実100gに含まれるエネルギー(kcal)」をかけて100で割れば、木の実1個に含まれるエネルギー(kcal)が出ます。それを比較するのが一番自然かと思います。ただ、p223に「kcal」の解説がありますが、ここで初めて「kcal」に出会った子どもが自分で計算を考えて比較して論述するのは難しい気がします。みんな同様の例題をこなしているんでしょうか。
木の実1個の長さや幅も書いてあります。これを使って自分なりに何かを書いても、それなりの評価は頂けるんだと思いますが。
問題3のイノシシや、2.のオゾンホールについての問題も、興味深い資料が数々あり、読み物としても面白い内容です。ただ、解く場合には、かなりの理解力と思考力が求められると思います。
〈適性検査3(p229〜234)〉
1.
問題1.
「総当たりで行われる種目」の場合も「各学年の種目」も、1回の種目ごとに合計150点が3つの団に配分されます。「総当たりで行われる種目」は4回、「各学年の種目」は5回で、計9回の対戦が行われているので、150×9=1350点が100m走以外で配分された点数ということになります。表1の各団の獲得点数の合計は、565+648+497=1710.よって1710−1350=360.です。
360点を解答では、9レース×40点とし、1位〜6位に(12,10,8,6,3,1)と配分しています。
8レース×45点でも、「1つのレースで与えられる得点の合計は50点以下」になります。この場合、(14,11,9,6,4,1)といった配分が考えられます。
10レース×36点で、(10,9,7,5,3,2)、12レース×30点で、(9,8,6,4,2,1)、15レース×24点で、(7,6,5,3,2,1)なども考えられますね。
問題2.
最も負けている白団が優勝する可能性があるようにすれば良いことになります。両団の得点差は648−497=151点。むかで競争は「各学年の種目」(1位80点、2位50点、3位20点の配点)なので、白団が1位、青団が3位になれば得点差は91点に縮まります。ちなみに、この場合の各団の得点は(赤,青,白)=(615,668,577)
選抜リレーの1位は140点なので、また白団が1位、青団が3位となった時に91点の得点差を逆転できれば良いのですから、140−91=49よりも3位に与えられる得点が少なければ良いことになります。(3位の得点<49)
3位の得点はMAXで48点。白団が1位、青団が3位なら、717vs716で白団の勝ち。
ところで2位の点数の条件は何でしょう?赤団が718点以上になるようでは、白団の優勝は有り得なくなります。717−615=102で、2位の得点は102よりも少なければ良いことになります。(2位の得点<102)
解答例は90点、40点ですから、いずれの条件も満たしています。
問題3.は方眼紙に書きながら考えたら、ボロボロになりそうですね…
2.は特に補うことはないかと思います。
〈適性検査1〉
「コンビニエントな人生」を哲学する(池田晶子『死とは何か』所収)〈毎日新聞社〉と「たのしい不便」福岡賢正〈南方新社〉という2つの文章を読み比べての出題です。
《インデックス》
◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
〈適性検査2(p222〜229)〉
1.問題2
「木の実1個の重さ(g)」と「木の実100gに含まれるエネルギー(kcal)」をかけて100で割れば、木の実1個に含まれるエネルギー(kcal)が出ます。それを比較するのが一番自然かと思います。ただ、p223に「kcal」の解説がありますが、ここで初めて「kcal」に出会った子どもが自分で計算を考えて比較して論述するのは難しい気がします。みんな同様の例題をこなしているんでしょうか。
木の実1個の長さや幅も書いてあります。これを使って自分なりに何かを書いても、それなりの評価は頂けるんだと思いますが。
問題3のイノシシや、2.のオゾンホールについての問題も、興味深い資料が数々あり、読み物としても面白い内容です。ただ、解く場合には、かなりの理解力と思考力が求められると思います。
〈適性検査3(p229〜234)〉
1.
問題1.
「総当たりで行われる種目」の場合も「各学年の種目」も、1回の種目ごとに合計150点が3つの団に配分されます。「総当たりで行われる種目」は4回、「各学年の種目」は5回で、計9回の対戦が行われているので、150×9=1350点が100m走以外で配分された点数ということになります。表1の各団の獲得点数の合計は、565+648+497=1710.よって1710−1350=360.です。
360点を解答では、9レース×40点とし、1位〜6位に(12,10,8,6,3,1)と配分しています。
8レース×45点でも、「1つのレースで与えられる得点の合計は50点以下」になります。この場合、(14,11,9,6,4,1)といった配分が考えられます。
10レース×36点で、(10,9,7,5,3,2)、12レース×30点で、(9,8,6,4,2,1)、15レース×24点で、(7,6,5,3,2,1)なども考えられますね。
問題2.
最も負けている白団が優勝する可能性があるようにすれば良いことになります。両団の得点差は648−497=151点。むかで競争は「各学年の種目」(1位80点、2位50点、3位20点の配点)なので、白団が1位、青団が3位になれば得点差は91点に縮まります。ちなみに、この場合の各団の得点は(赤,青,白)=(615,668,577)
選抜リレーの1位は140点なので、また白団が1位、青団が3位となった時に91点の得点差を逆転できれば良いのですから、140−91=49よりも3位に与えられる得点が少なければ良いことになります。(3位の得点<49)
3位の得点はMAXで48点。白団が1位、青団が3位なら、717vs716で白団の勝ち。
ところで2位の点数の条件は何でしょう?赤団が718点以上になるようでは、白団の優勝は有り得なくなります。717−615=102で、2位の得点は102よりも少なければ良いことになります。(2位の得点<102)
解答例は90点、40点ですから、いずれの条件も満たしています。
問題3.は方眼紙に書きながら考えたら、ボロボロになりそうですね…
2.は特に補うことはないかと思います。
〈適性検査1〉
「コンビニエントな人生」を哲学する(池田晶子『死とは何か』所収)〈毎日新聞社〉と「たのしい不便」福岡賢正〈南方新社〉という2つの文章を読み比べての出題です。
《インデックス》
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