2013年度受験用公立中高一貫校適性検査問題集(みくに出版)の「東京都立小石川中等教育学校」(p167〜179)を読みました。(小林教室収蔵)
〈適性検査1〉(p179〜177)
湯川秀樹「旅人」角川文庫から出題です。「論語」と「大学」から白文と書き下し文も引用されています。この現代文と古文・漢文が入り混じっての出題形式は、公文の国語教材そのものですね。特に湯川秀樹の文が引用されていたL教材が思い出されます。
〈適性検査2〉(p167〜171)
問題4.(1)
まず、貨物輸送量の合計を算出します。1950年の場合は、54.3億トンキロが8.4%なのだから、
54.3÷8.4×100≒646.4(億トンキロ)
これを基に、鉄道は646.4×52.2÷100≒337.4(億トンキロ)、船は646.4×39.4÷100≒254.7(億トンキロ)となります。
同様に、2009年の場合は、3346.7億トンキロが63.9%なのだから、
3346.7÷63.9×100≒5237.4(億トンキロ)
これを基に、鉄道は5237.4×3.9÷100≒204.3(億トンキロ)、船は5237.4×32÷100≒1676.0(億トンキロ)となります。
問題5.
解答例に「パークアンドライド」という言葉が出てきます。我が「さくらんぼ東根駅」も、山形新幹線開通の折に、これに配慮するということで無料駐車場を準備し、この言葉をさかんに使ったものでした。東根市の中高一貫校の問題にも出てくるかもしれませんね。
〈適性検査3〉(p171〜176)
1.
雨量計をペットボトルで作りました!という問題は、栃木県でも出ました。
1−問題3.(3)
解説では、(1)で算出した値(四捨五入している)を用いずに、もう一度、同じ式を組み込んでいます。これは、四捨五入した値を使うと精度が落ちるためか?精確な値ではない3.14を約分して消去し、より正確な値を出すためか?といろいろ考えたのですが、考え過ぎでした。(1)での算出値をそのまま用いても答えは同じになります。この辺は無頓着に思えた東京都立桜修館中等教育学校とは好対照です。
2−問題2.(1)
座標で考えると分かりやすいような気がしました。
図4の色のついた立方体の位置は、(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)で、数字もカタカナもアルファベットも一切ダブっていません。これがポイントのようです。
行う操作は、座標からみると、数字なら数字どうし、カタカナならカタカナどうし、アルファベットならアルファベットどうしの交換です。だから、数字もカタカナもアルファベットも一切ダブらない、という状態は変わりようがないのです。
図5は(3,ウ,A)(3,ア,B)(3,イ,C)で「3」がダブっています。図6は(1,ア,A)(1,ウ,C)(3,ア,C)で「1」「ア」「C」がダブっています。これに対し、図7は(1,ウ,B)(2,ア,A)(3,イ,C)で一切ダブっていません。
したがって、図7が答えになります。
2−問題2.(2)
どの操作も2回で元に戻せるから、図4→図7の変換を奇数回でできれば93回で作れることになるし、偶数回でできれば92回でも94回でも作れることになります。解説に示してある操作を座標表示で追ってみます。
まず、3回で作る場合。
図4の状態:(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)
1⇔2の操作後:(2,イ,A)(1,ウ,C)(3,ア,B)
ア⇔イの操作後:(2,ア,A)(1,ウ,C)(3,イ,B)
B⇔Cの操作後:(2,ア,A)(1,ウ,B)(3,イ,C)…これは図7と同じです。
次に、4回で造る場合。
図4の状態:(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)
B⇔Cの操作後:(1,イ,A)(2,ウ,B)(3,ア,C)
A⇔Bの操作後:(1,イ,B)(2,ウ,A)(3,ア,C)
イ⇔ウの操作後:(1,ウ,B)(2,イ,A)(3,ア,C)
ア⇔イの操作後:(1,ウ,B)(2,ア,A)(3,イ,C)…これは図7と同じです。
したがって、92回も93回も94回も作れることになります。
2−問題3.
立方体が見える条件とは何でしょう?図8・図9の立体パズルで見えている3面で、上の面にある立方体は「A」、手前の面にある立方体は「エ」、右側の面にある立方体は「4」を座標表示した時に含んでいるはずです。
このことを図8と図9で確かめてみましょう。図8では(2,ア,A)(3,エ,D)(4,ウ,C)が見えていて(1,イ,B)が見えていませんでした。「1⇔4操作」後の図9では(2,ア,A)(3,エ,D)(4,イ,B)が見えていて(1,ウ,C)が見えていません。
一つの立方体しか見えないようにするには、一つの立方体に「4」「エ」「A」を集めてしまえばいいのです。
したがって、図9の(2,ア,A)(3,エ,D)(4,イ,B)(1,ウ,C)に行う操作は、
・「2⇔4操作」「ア⇔エ操作」
・「イ⇔エ操作」「A⇔B操作」
・「D⇔A操作」「2⇔4操作」
などが考えられます。
《インデックス》
◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
〈適性検査1〉(p179〜177)
湯川秀樹「旅人」角川文庫から出題です。「論語」と「大学」から白文と書き下し文も引用されています。この現代文と古文・漢文が入り混じっての出題形式は、公文の国語教材そのものですね。特に湯川秀樹の文が引用されていたL教材が思い出されます。
〈適性検査2〉(p167〜171)
問題4.(1)
まず、貨物輸送量の合計を算出します。1950年の場合は、54.3億トンキロが8.4%なのだから、
54.3÷8.4×100≒646.4(億トンキロ)
これを基に、鉄道は646.4×52.2÷100≒337.4(億トンキロ)、船は646.4×39.4÷100≒254.7(億トンキロ)となります。
同様に、2009年の場合は、3346.7億トンキロが63.9%なのだから、
3346.7÷63.9×100≒5237.4(億トンキロ)
これを基に、鉄道は5237.4×3.9÷100≒204.3(億トンキロ)、船は5237.4×32÷100≒1676.0(億トンキロ)となります。
問題5.
解答例に「パークアンドライド」という言葉が出てきます。我が「さくらんぼ東根駅」も、山形新幹線開通の折に、これに配慮するということで無料駐車場を準備し、この言葉をさかんに使ったものでした。東根市の中高一貫校の問題にも出てくるかもしれませんね。
〈適性検査3〉(p171〜176)
1.
雨量計をペットボトルで作りました!という問題は、栃木県でも出ました。
1−問題3.(3)
解説では、(1)で算出した値(四捨五入している)を用いずに、もう一度、同じ式を組み込んでいます。これは、四捨五入した値を使うと精度が落ちるためか?精確な値ではない3.14を約分して消去し、より正確な値を出すためか?といろいろ考えたのですが、考え過ぎでした。(1)での算出値をそのまま用いても答えは同じになります。この辺は無頓着に思えた東京都立桜修館中等教育学校とは好対照です。
2−問題2.(1)
座標で考えると分かりやすいような気がしました。
図4の色のついた立方体の位置は、(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)で、数字もカタカナもアルファベットも一切ダブっていません。これがポイントのようです。
行う操作は、座標からみると、数字なら数字どうし、カタカナならカタカナどうし、アルファベットならアルファベットどうしの交換です。だから、数字もカタカナもアルファベットも一切ダブらない、という状態は変わりようがないのです。
図5は(3,ウ,A)(3,ア,B)(3,イ,C)で「3」がダブっています。図6は(1,ア,A)(1,ウ,C)(3,ア,C)で「1」「ア」「C」がダブっています。これに対し、図7は(1,ウ,B)(2,ア,A)(3,イ,C)で一切ダブっていません。
したがって、図7が答えになります。
2−問題2.(2)
どの操作も2回で元に戻せるから、図4→図7の変換を奇数回でできれば93回で作れることになるし、偶数回でできれば92回でも94回でも作れることになります。解説に示してある操作を座標表示で追ってみます。
まず、3回で作る場合。
図4の状態:(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)
1⇔2の操作後:(2,イ,A)(1,ウ,C)(3,ア,B)
ア⇔イの操作後:(2,ア,A)(1,ウ,C)(3,イ,B)
B⇔Cの操作後:(2,ア,A)(1,ウ,B)(3,イ,C)…これは図7と同じです。
次に、4回で造る場合。
図4の状態:(1,イ,A)(2,ウ,C)(3,ア,B)
B⇔Cの操作後:(1,イ,A)(2,ウ,B)(3,ア,C)
A⇔Bの操作後:(1,イ,B)(2,ウ,A)(3,ア,C)
イ⇔ウの操作後:(1,ウ,B)(2,イ,A)(3,ア,C)
ア⇔イの操作後:(1,ウ,B)(2,ア,A)(3,イ,C)…これは図7と同じです。
したがって、92回も93回も94回も作れることになります。
2−問題3.
立方体が見える条件とは何でしょう?図8・図9の立体パズルで見えている3面で、上の面にある立方体は「A」、手前の面にある立方体は「エ」、右側の面にある立方体は「4」を座標表示した時に含んでいるはずです。
このことを図8と図9で確かめてみましょう。図8では(2,ア,A)(3,エ,D)(4,ウ,C)が見えていて(1,イ,B)が見えていませんでした。「1⇔4操作」後の図9では(2,ア,A)(3,エ,D)(4,イ,B)が見えていて(1,ウ,C)が見えていません。
一つの立方体しか見えないようにするには、一つの立方体に「4」「エ」「A」を集めてしまえばいいのです。
したがって、図9の(2,ア,A)(3,エ,D)(4,イ,B)(1,ウ,C)に行う操作は、
・「2⇔4操作」「ア⇔エ操作」
・「イ⇔エ操作」「A⇔B操作」
・「D⇔A操作」「2⇔4操作」
などが考えられます。
《インデックス》
◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
コメント