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「自己認識への道」(法蔵館)
「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「序章 隠された言葉」を読みました。

今回から、キリスト教です。私はほとんど素養がありませんので、『トマスの福音書』あるいは『ナグ・ハマディ文書』について全く知りませんでした。大戦直後の12月に、こんな文書が発見されていたとは。

この中では「この言葉の解釈を見出すものは死を味わうことがないであろう」と言われ、殊に「死を味わうことがない」というフレーズがリフレインのように繰り返されるそうです。

可藤氏の著作を拝読してきましたので、「これはニルヴァーナに入ること?」とピンと来るわけですが、結論を急がず、丁寧に読み進んでいきたいと思います。

世界史の時間に、先生が「トマス・アクィナスは…」と言った瞬間、名前を呼ばれたような気がして目が覚めたことがあります(もう少しで返事するところでした)。それから、「トマス」という名前は他人とは思えません。目をしっかり開けて読んでいきたいと思います。

《つづく》