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「瞑想の心理学」(法蔵館)
第四章「方法論―止観双修」の「私とは誰か」を読みました。

そろそろこの本の次に読む本を物色しておりまして、同じ可藤豊文さんの「自己認識への道」を入手したところです。この本の帯に書いてある言葉も「私とは誰か」

「瞑想の心理学」の帯には「生と死の本質」と書いてあり、「どこ(生の由来)からどこ(死の所去)へ」がメーンになっている感じです。

ただ、この二つの問いは表裏一体のようなものでして、他方に明確な答えが見つかればもう一方の答えも自ずから見つかるものだと思われます。

《以下引用》
「どこからどこへ」という問い…についてはすでに解明を試みたので、以下では「私とは誰か」という人間存在の根本に焦点を当て、また宗教における自己実現とはどういう意味なのかを見据えながら、『起信論』における方法論を探ってみよう。
《引用終わり》

《つづく》