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「さよならエマニエル夫人」とは関係ありません。あしからず。
小林教室周辺の教室が共同で図書を購入して、巡回図書館のようにしています(通称「おにぎり文庫」)。今月の一冊でした。
長女が何気なく手にとって「何で『さよなら』なの?」と尋ねるので、「じゃあ、読んでみようよ。」と皆(妻と次女もいました)で読みました(写真が中心なので読んだというより、見たという感じですが)。
寝たきりになってしまったエルマおばあさんを家族が介護している様子が描かれていました。そして残念ながら、亡くなってしまい、誰も寝ていないベッドを猫がみている写真…。
「死んじゃったから、『さよなら』なんだね」と私。
「…」長女は黙ったまま。
ストレート過ぎたかと反省して、言い直しました。
「起きられなくなったお婆ちゃんのお世話を家族みんなでやってたんだけど、ナマナマになっちゃったんだね…」
全然フォローになってない。
長女は悲しみに耐えられなくなったようで、妻のところに走って行って、抱きつきました。何で、俺の胸じゃないんだ…説明してやったのは俺だぞ…。
世の中、楽しい本ばかりで良さそうなものだけど、悲しい本もたくさんあります。それは、自分が突然に大きな悲しみに出会う前に、お話として出会っておいて、心の準備をしておくためなんだよ…という説明を聞いて「なるほど」と思ったことがあります。
家族との別れは必ずやってきます。また、家族に限らず介護が必要なお年寄りと出会うことも必ずあるでしょう。そんなとき、どんな気持ちになるか、どんな気持ちで接してあげればいいのか、何となくわかったかな?
6歳の君には少し難しいかもしれないから、もう少し大きくなったらもう一度この本を見てみようね。
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