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90歳のあるお婆ちゃんなのですが、木製のシンプルなベッドを愛用しています。比較的元気なので介護用のデラックスなベッドは要らないけれども、ベッドじゃないと夜中にトイレに行くときに起き上がれないとのこと。

しかも、この起き上がれるベッドの高さがとても微妙らしい。高さが足りなくて、漫画の雑誌を3冊ほどずつベッドの足の下に積んで調整しています。これ以上高くても駄目だし、これより低くても駄目。

こういった微調整は、漫画の雑誌なんか使わなくてもできる製品も多いと思います。そして、しっくり来なければ返品・交換。そんな消費生活に最近は慣れてきているので、このお婆ちゃんの微調整はとても新鮮な感じがしました。

100円ショップで買える物を微調整して組み合わせて、自分にピッタリ合った自分だけの物を作るという動きも、一方であるようです。テレビで紹介されたりしています。職人だな…と思います。

こういうのが職人の出発点なんだろうな…と思ったりします。

職人気質と言えば、気難しくて、黙々と物を作り続けるイメージです。気に入れないとぶん投げて叩き壊してしまったり、周囲に当たり散らしたり…。「思いやり」とは程遠いイメージ。

けれども、テレビに出てくるニコニコで元気で好奇心いっぱいの主婦でも職人になることはある…。

「思いやり」としての科学で調べた、物の性格をもとに、微調整して、組み合わせていく。うまくいかなかったら、「ダメだったわ。」と言ってゲラゲラ笑うような、そんな職人。

従来と全く違う職人気質も有り得るような気がします。

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