【動き】
・屈曲(前方挙上):〔可動域〕180°。屈曲60°以上になると、2°屈曲するごとに肩甲骨が1°ずつ上方回旋する。屈曲90°で鎖骨の回旋(胸鎖関節)は前額面に対して30°となり、それ以上の屈曲では減少する。
・伸展(後方挙上):〔可動域〕50°。肩甲骨は下方回旋,内転,前傾運動を伴う。
・外転(側方挙上):〔可動域〕180°。120°で大結節が肩峰に当たる。90°以上になると上腕骨が外旋して小結節が肩峰に面する。肩甲骨とは肩甲上腕リズムの関係。
・内転:〔可動域〕0°。
・外旋:〔可動域〕60°。
・内旋:〔可動域〕80°。
・水平屈曲(水平内転):〔可動域〕135°。
・水平伸展(水平外転):〔可動域〕30°。
【筋肉】
三角筋前部:屈曲● 内旋▲ 水平屈曲●
三角筋中部:外転● 水平伸展●
三角筋後部:伸展● 外旋▲ 水平伸展●
棘上筋:外転●
大胸筋鎖骨部:屈曲● 内転▲ 内旋▲ 水平屈曲● 呼吸▲強制吸息
大胸筋胸腹部:内転● 内旋▲ 水平屈曲● 呼吸▲強制吸息
烏口腕筋:屈曲▲ 内転▲ 水平屈曲●
肩甲下筋:内転▲ 内旋● 水平屈曲●
広背筋:伸展● 内転● 内旋▲ 水平伸展▲
大円筋: 伸展● 内転● 内旋● 水平伸展▲
棘下筋: 外旋● 水平伸展●
小円筋: 外旋● 水平伸展●
上腕二頭筋長頭: 外転▲ 肘関節●屈曲▲回外
上腕二頭筋短頭:屈曲▲ 内転▲ 肘関節●屈曲▲回外
上腕三頭筋長頭:伸展▲ 外転▲ 肘関節●伸展
【靭帯】
・烏口上腕靭帯:力学的に最も重要な働きをする。
・関節上腕靭帯:上・中・下の部分に分かれてZ字状となり、関節前面を強化する。
・烏口肩峰靭帯:
・回旋筋腱板:ローテーターカフ筋(棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋)が副靭帯として働く。
【検査】
・不安定性テスト(前方):肩甲上腕関節の不安定性のスクリーニング。
・不安定性テスト(後方):肩甲上腕関節の不安定性のスクリーニング。
【その他】
・肩甲骨の動き参照。
参考文献1「基礎運動学」
・屈曲(前方挙上):〔可動域〕180°。屈曲60°以上になると、2°屈曲するごとに肩甲骨が1°ずつ上方回旋する。屈曲90°で鎖骨の回旋(胸鎖関節)は前額面に対して30°となり、それ以上の屈曲では減少する。
・伸展(後方挙上):〔可動域〕50°。肩甲骨は下方回旋,内転,前傾運動を伴う。
・外転(側方挙上):〔可動域〕180°。120°で大結節が肩峰に当たる。90°以上になると上腕骨が外旋して小結節が肩峰に面する。肩甲骨とは肩甲上腕リズムの関係。
・内転:〔可動域〕0°。
・外旋:〔可動域〕60°。
・内旋:〔可動域〕80°。
・水平屈曲(水平内転):〔可動域〕135°。
・水平伸展(水平外転):〔可動域〕30°。
【筋肉】
三角筋前部:屈曲● 内旋▲ 水平屈曲●
三角筋中部:外転● 水平伸展●
三角筋後部:伸展● 外旋▲ 水平伸展●
棘上筋:外転●
大胸筋鎖骨部:屈曲● 内転▲ 内旋▲ 水平屈曲● 呼吸▲強制吸息
大胸筋胸腹部:内転● 内旋▲ 水平屈曲● 呼吸▲強制吸息
烏口腕筋:屈曲▲ 内転▲ 水平屈曲●
肩甲下筋:内転▲ 内旋● 水平屈曲●
広背筋:伸展● 内転● 内旋▲ 水平伸展▲
大円筋: 伸展● 内転● 内旋● 水平伸展▲
棘下筋: 外旋● 水平伸展●
小円筋: 外旋● 水平伸展●
上腕二頭筋長頭: 外転▲ 肘関節●屈曲▲回外
上腕二頭筋短頭:屈曲▲ 内転▲ 肘関節●屈曲▲回外
上腕三頭筋長頭:伸展▲ 外転▲ 肘関節●伸展
【靭帯】
・烏口上腕靭帯:力学的に最も重要な働きをする。
・関節上腕靭帯:上・中・下の部分に分かれてZ字状となり、関節前面を強化する。
・烏口肩峰靭帯:
・回旋筋腱板:ローテーターカフ筋(棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋)が副靭帯として働く。
【検査】
・不安定性テスト(前方):肩甲上腕関節の不安定性のスクリーニング。
・不安定性テスト(後方):肩甲上腕関節の不安定性のスクリーニング。
【その他】
・肩甲骨の動き参照。
参考文献1「基礎運動学」
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