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稲刈り機ではなく、草刈り機だったようです。草刈正雄から来てるんですね。

稲刈りもだいたい終わったようです…

家からほとんど出ないお年寄りからは、外の様子を尋ねられます。今の時分であれば「稲刈りは終わったかね?」

春であれば「田植えは終わったかね?」
大雨の後であれば「川はどうだったかね?」

仕事を始めたころは、これが結構困りました。田んぼや川の沿道を走っているのですが、全然記憶にないのです。

「田んぼのところ通ってきたんだろう?何で分かんないの?」
「真っすぐ前を見て運転してきたものですから…」と答えていました。

昔は、田植えも稲刈りも大勢の人が集まってやっていたから、とても賑やかだったそうです。でも、今は機械を使って一人でやっているようです。広い田んぼに機械が一台。エンジン音はするんでしょうけど、私も車に乗ってますからね…全然気づきませんでした。

バリカンで刈られた坊主頭のような田んぼに、鎌を手にした大勢のお百姓さんの姿を思い浮かべて、重ねてみる。今は昔…

毎年米を生産する工場のような場所なのに、一面に広がる田んぼを前にして現代人はつぶやく。「何にもありませんねー」

「あんた、田んぼが見えないのか?」と、他人のことは言えないが、私も最近やっと少しだけ田んぼが見えるようになってきました。