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「娘さんたち、幸せですね。大きくなってから、このブログ読んだりするでしょうから。ブログってきっと無くなったりしないでしょう?」
正直、ドキリとしました。そんな先まで考えてなかった。そんな状況を想定してなかった。自分が死んでからも読まれたりするんだろうか…
年齢とともに時間が速くなります。一瞬一瞬の感覚も希薄になります。「自分」というものが希薄になっているような気がします。
息が出入りするほどに、飲み水が入って出ていくほどに、食べ物が入って出ていくほどに…時が通り過ぎて行くほどに…「自分」がどんどん希釈されているような気がします。現実の「自分」が。
一方、日々更新のブログは日に日に大きくなっている。
小説家にしろ芸術家にしろ、自分の作品を大抵「我が子」に例えるけれど、私にとって私のブログは「私自身」です。なぜなら、私だけの言葉を綴ったものであって、妻と相談して書いているわけではないから。
仮想世界で成長し続けるもう一人の「自分」。いろいろな人からのアクセスに応じて、「私」の言葉を発していく。他ならぬ「自分」でありながら、読み返してみると、そこに確かな「自分」を発見したりする。
薄まりすぎた現実の「自分」が、本来の「自分」を探しに仮想世界に訪れることがある。デジタイズされた、希釈されない「自分」は、現実の「自分」よりも確固としている。しかもこの「自分」は死なないかもしれない。
大人になった娘たちに語りかけるかもしれない…
あー、やだやだ、遺書を書いてるような気になってきた。今日は、これくらいにしておきます。
コメント
コメント一覧 (4)
HPのリンクもありますね。子どもの頃に抱いたワクワク感が蘇ります。
このムーのデザイン、なんとも言えないトキメキを与えてくれます。(^_^;
僕がブログを書くときは、家族には見られたくないけど他人には見られたいって気持ちがあります。この気持ちに気づくたび、若干の後ろめたさが。。。
検索して読み返したり、リンクを張ってみたり、コメントに返信してみたり…そのたびに自分を見つめ直し、新しい発見をしたりするのは楽しいことです。
ブログのデザインを「ムー」にしてみました
普段の会話の中でも、自分が偶然発した言葉に自分が学ぶような経験があります。それは自分が考えたことも無く、人から教えられたことでも無いようなことです。不思議ですよねー。ブログもそういう不思議な力がありそうな気がします。
ポイントずれてたらごめんなさい。
最近「ムー」とか読んでないので若干の欲求不満が。。。(^_^;