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今年の一月に県知事が変わりました。それまでの斉藤知事は人柄が「冷たい」という評判で、巷では人格の戦いのような雰囲気がありました。斉藤知事が圧倒的に票を得たのは我が東根市だけでした。土田正剛東根市長が強烈にバックアップしていたのです。ところが、見事なシーソーゲームの接戦の後、現職が敗れてしまった。斉藤知事よりも土田市長の方がガッカリしたんじゃないか?と言われるほどでした。
選挙の翌日、全国ニュースを見てビックリしたのは、「民主が支持した新人が当選」という報道。そう言えば民主党がついてたんだね…と思った山形県民は多かったのではないかと思います。県立病院、県立高校、農業予算、世界遺産登録問題、副知事二人制の存廃など、候補者のマニフェスト(それから人柄?)を見て投票した人が多かったはずで、政党を意識した人がどれだけ居たことか?でも、全国ニュースとなると、「民主党が勝って自民党が負けた」ということになる。
この辺りに、国政の後進性というか、地方の先進性を感じるのです。永田町よりも山形の方がまだ進んでいるんじゃないか?と。政党などという前世紀の遺物に構ってるほど田舎者じゃない…
吉村新知事の政治ですが、「最上川の景観を世界遺産に登録しよう」という活動を辞めさせました。これ私も大賛成です。「人柄」で選ばれた人だから、切れるかどうか私は心配していたのです。
もうひとつが、副知事二人制の廃止。これは県議会の最大派閥自民党の反対で頓挫してしまいました。これも私は是非やって欲しいことだったので大変残念です。憎むべきは自民党。やはり政党というものは県政でもわざわいのもとです。
そんな中、土田市長が「今度の衆院選では近藤洋介衆議院議員(民主党)を推す」と表明しました。近藤氏は、先日、小沢代表が続投すると言ったときに真っ先に異を唱えたので、私は好きになりました。土田市長の思い切った転身に大拍手なのであります。
知事とか市長が全国的にも存在感を増しています。国政があれではしょうがない。市長にもなれないような器量の人が、お爺ちゃんが有名だったというだけで首相になってしまう。こんな自民党がぶっ壊れることを心から願っています。
東京都議会選も、東京都のいろいろな問題に対して都民が投票するわけで、政党選びは二の次だと思うのですが、結局「政党選び」として報道されるのかもしれません。ともかく、結果を見守りたいと思います。
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