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結婚前に妻と話したことについて前にも書いたことがありますが、今でも思い出す言葉があります。

「絶対にバレない嘘ならついても構わない」

「浮気しても、バレなきゃいいってこと?」と聞くと、
「うん、だって同じでしょう?」
…絶対バレない嘘なら本当と同じ、という意味です…

その時は、面白いことを言う人だと思いました。でも、最近、深い言葉と思っています。(どっちかが不倫したということじゃないですよ!念のため)哲学的に深いということです。

客観的観察とはかなり主観的らしい。それは、影絵から元の姿を想像するようなもの。だから、同じものを見ていても、人によっていろんな姿を思い浮かべてしまう

こうなると、嘘が成立しない…

「黒を白と言う」という責めも、「黒は何か。白は何か。」という認識がバラバラな中では成立しません。嘘だとしてもバレることはなさそう。

…形而上学の世界では嘘はバレない?

ならば、相手に信じてもらえること、そして相手を幸せにすること、(つまり、バレてもいい嘘)を「本当」にすればいい。これは仏教的な「方便」を意識して書いているんですが、サンタクロースとか「千の風」とかが分かりやすい例かもしれません。

これは飽くまでも哲学的な話です。バレない嘘をつく野心は毛頭ありません。バレてもいい嘘とか、バレた方がいい嘘だけつくことにしています。女の勘には勝てませんから。