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23日に、公文山形事務局の川野局長のお話が、東根で行われました。この中で、「国数英は技能教科」という説明があり、「おや?」と興味を持ちました。

川野さんは「これは一般論です。」とおっしゃって、この分類は公文独自のものではないことを強調されていました。が、今ウェブで「技能教科」を検索しましても、美術・音楽・体育・家庭科の4教科が普通のようです…

それでも…つまり、「国数英は技能教科」という分類が一般的なものでなかったとしても…なかなか面白い視点だなと思いました。

技能教科の特徴として、その場で挙げられていたのは…

1.学習する順番がある
水に顔をつけられないけど、クロールはできるようになりたい!なんてことは無理だということ。

2.訓練(練習)することが中心
講義よりも、実際に行いながら指導した方が効果的。

3.訓練(練習)を続けないと力が落ちていく
やらないでいると、しだいにできなくなっていく。

4.基本的なことを繰り返し反復練習する
前項の逆。基礎的なことでも反復練習していると、力を維持できる。

5.コーチがいる
練習を脇で見て、アドバイスしてくれる人がいた方がいい。

というわけで、「読む」「書く」「計算する」という実技が伴う教科と考えれば、「国数英は技能教科」というのも違和感がなくなるかな…と思いました。

川島隆太先生の脳の研究をまとめた本「脳をそだて、夢をかなえる」を先日から紹介しておりますが、その3回目は「読み書き計算が頭の準備体操になる」という内容です。明後日アップする予定です。

国数英を脳のスポーツとみなすことになると思います。「国数英は技能教科」という視点は、川島先生の研究成果を基にしたものなのかもしれません。