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昔は、言葉には表と裏の意味があるのが当たり前だったような気がする。

それだけじゃなくて、右とか左とか、上とか下とか、前とか後ろとか。

当たり前に、有ったんじゃないだろうか。

だから、言葉には幅があり、高さがあり、奥行きがあり、内側があり、外側があり…

少しの言葉で事足りた。それが以心伝心。

それを解しない人たちは、日本語を難解で曖昧だと言った。

裏を削り、両脇を削り、上を削り、下を削り…

言葉を、シンプルで、ピュアなものにしていった。

そして言葉に厚みが無くなった。

だから、なんだか、日本文化全体が薄っぺらになってきたような…気がする。

言葉はあふれているけれど、何も書いてない手紙をやり取りしているみたいだ。