NHK「病の起源〜読字障害」(10月12日放送分)を見ました。
この「病の起源」シリーズは、もっと専門的な内容が知りたいと思うことが多々ありますが、一応興味深く拝見しています。
操体法の開発者橋本敬三先生は「人間の体の設計にミスはない」という考え方でしたが、ワタクシ的にはNGです。「病…」シリーズは、人間の進化が病気の原因になっているというコンセプトなので、ワタクシ的にOKなのです。文字なんか発明したから読字障害ができたんだ!というのは屁理屈っぽいけど、尤もな話です。
目で見た字を音に変え、意味に変える。五感で得た情報を総合する39野と40野が普通と違うと読字障害になるらしい、とのこと。この39野と40野は人類が石器を使うようになって発達したのではないかという説、興味深かったです。
ただ、読字障害の人は三次元空間を認識する能力が長けていて、ピカソ(芸術家),ヘンリー・フォード(自動車王),ウォルト・ディズニー(映画制作者),グラハム・ベル(電話を普及させた人)もそうだったらしい。病気と才能が紙一重というのは意味深ですね。
私の身近でも、読字障害ではないのですが、言葉が遅い子どもは少なくありません。しかしながら、「障害」というレッテルを貼ってしまっていいのか?その裏側に隠されている「才能」を見つける努力をしてあげているのか?とても難しい問題なのですね。
目の不自由な方が、視覚以外の部分で(触覚に限らず音感とか記憶とかで)、非常に優れた能力を示す話もよく聞きます。障害が契機となって別の能力を開花させることがある。障害と才能は裏表の関係?
病も才能の裏返し…としたら、やっぱり人間の設計にミスはないのか???
《つづく》
この「病の起源」シリーズは、もっと専門的な内容が知りたいと思うことが多々ありますが、一応興味深く拝見しています。
操体法の開発者橋本敬三先生は「人間の体の設計にミスはない」という考え方でしたが、ワタクシ的にはNGです。「病…」シリーズは、人間の進化が病気の原因になっているというコンセプトなので、ワタクシ的にOKなのです。文字なんか発明したから読字障害ができたんだ!というのは屁理屈っぽいけど、尤もな話です。
目で見た字を音に変え、意味に変える。五感で得た情報を総合する39野と40野が普通と違うと読字障害になるらしい、とのこと。この39野と40野は人類が石器を使うようになって発達したのではないかという説、興味深かったです。
ただ、読字障害の人は三次元空間を認識する能力が長けていて、ピカソ(芸術家),ヘンリー・フォード(自動車王),ウォルト・ディズニー(映画制作者),グラハム・ベル(電話を普及させた人)もそうだったらしい。病気と才能が紙一重というのは意味深ですね。
私の身近でも、読字障害ではないのですが、言葉が遅い子どもは少なくありません。しかしながら、「障害」というレッテルを貼ってしまっていいのか?その裏側に隠されている「才能」を見つける努力をしてあげているのか?とても難しい問題なのですね。
目の不自由な方が、視覚以外の部分で(触覚に限らず音感とか記憶とかで)、非常に優れた能力を示す話もよく聞きます。障害が契機となって別の能力を開花させることがある。障害と才能は裏表の関係?
病も才能の裏返し…としたら、やっぱり人間の設計にミスはないのか???
《つづく》
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