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昨年から仏教に興味を持ち始めたと書きましたが、公私ともにいろいろなお宅にお邪魔して仏様にお参りするとなった時に、その宗派に合わせたお経をひとつでも上げられればいいな、と思いました。

どの宗派が一番自分の考えに合っているか?という調査も兼ねて、いわゆるお勤め(勤行)を宗派ごとに調べて、どんなお経を大切にしているかを比較してみました。CDが付いているシリーズを選んで、浄土宗,真言宗,曹洞宗,日蓮宗を買い集めたところです。

お経の中には偈(げ)と言いまして、経文の内容を要約したような文があります。漢詩のような形式で比較的短くまとまっています。いくつかの宗派にまたがって読まれる偈で、自分も内容が好きなものを選んで覚えることにしました。

勤行は、最初の方で懺悔文を上げて、終りの方で回向文を上げるのが大体共通しています。懺悔偈は自分でも必要を感じて(笑)真っ先に覚えました。華厳経普賢行願品にあるもの。回向偈は最近必要を感じまして、現在暗記中(と言っても20字だけですけど)。法華経化城喩品に出てきます。

懺悔と回向の間に上げるお経ですが、般若心経は覚えました。ところがこれを勤行で上げるのは真言宗,曹洞宗(天台宗,臨済宗も上げるはず)で、浄土宗と日蓮宗では上げません。

我が家は浄土宗ですから、これはいかんということで、四誓偈(真宗では重誓偈とか三誓偈と呼ぶらしい)を覚えることにしました。無量寿経の中の偈文で、修行中の阿弥陀仏(法蔵菩薩)が「皆を救えなかったら私は仏になんかなれなくてもいいです!」と壮絶な宣誓をする内容です。

日蓮宗対策としては、普門品偈を選びました。当然ながら法華経の観世音菩薩普門品(いわゆる観音経)の中の偈文です。観音経ですからこれを使う宗派は多く、真言宗,曹洞宗(臨済宗も上げるはず)です。

さらに、ついでと言っては失礼ですが、理趣経の百字偈も覚えたくなりました。これは真言宗だけですけどね。

それぞれの時数は、百字偈が文字通り100字、四誓偈が220字、普門品偈が598字。短い方から取り組んで、毎日3字ずつ覚えることにしました。全部で約900字ですから、来年のお盆までには終わる予定です。

《つづく》

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