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「数学の学力を伸ばす指導法」
1965年の文章です。公文さんが考案した学習法を自ら「実験」と呼んでいるのですが、その割には自信のある発言が目立ちます。始まって7年くらいでしょうか。かなり実績ができてきたのでしょう。

半時間くらいでできる内容のプリントを毎日自学自習させる。間違ったところを指摘して見直しをさせる。満点を取ったところで次のプリントに移る。

文科省が決めた各学年での学習内容に子供を合わせていくのではなく、学年にこだわらずに子供に教材を合わせていくという点が公文式の特長だと思います。

スポーツや芸能では学年平均以上の能力を身につけることを喜ぶのに、算数等の教科では学年相応の能力を望むのはおかしい、という指摘はなるほどと思いました。今はともかく、当時はそういう親が多かったかもしれません。

公文式はフレキシブルな飛び級ができる、ということなのかもしれません。一学年とか二学年とか、一年単位の飛び級ではなく、自由なズレ具合で先に進むこともできれば後に遅れることもできる。

学校の進度から独立しているという点が大きな魅力です。

《つづく》