仏教心理学では理性的か感情的かという区別がない。心が苦しいか苦しくないかという視点で分析されているそうで、面白いと思いました。また仏教では「ポジティブ・シンキング」のようにシンキングだけでは扱わずに、思考から生じる行動までを一緒に扱い、その行動がどういう影響を及ぼすかまでを考えるという点も面白いと思いました。

これは、心をどうモデリングするかという違いかと思います。そして、どういう心理状態を望ましいと位置付けるかが重要だと思います。でもこれは科学の仕事ではないと私は思います。宗教の仕事だと。ダライ・ラマは科学と宗教の融合をを模索しているように思えるのですが、それはどうかと私は思います。

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