今週も舞踊教室で仕事がありました。お話を脇で聞いていると、いろいろ勉強になります。先週は、「男踊り」は一回やったらやめられない!という話を聞きました。

 「男踊り」と「女踊り」があるというのも最近知ったのですが、動作の一つ一つが違っていて、それぞれ「男らしさ」「女らしさ」が表現されます。「男踊り」を教えている先生が次に「女踊り」を教え始めると、全く別人に見えてしまいます。「男踊り」がやめられなくなるのは、足を広げて堂々と動けるのがたまらなく気持ちいいからだということでした。やはり、女より男の方が得なのだろうか?と思ったりしました。

 今週また、冗談だとは思いますが「あなたもやってみませんか?」と言われて、「あなたは女形が似合うかもしれないよ」という言葉に少し心が揺れました。数年前、女性だらけのヨガ教室の七夕パーティに男二人だけ呼ばれて、女装しろ!ということになり、浴衣を着せられ化粧をしてもらって、七夕祭りの街を歩いた時を思い出しました。それも、やはり気持ち良かったのです。

 ということで、女より男が得ということではなくて、女が男装すること、男が女装することは気持ちいいことなのだと二週間かけて気づきました。変身願望ということでしょうか。女形やってみたいけど、月謝が払えないな〜。