1人の人間の命は地球よりも重い!などという言葉も聞かれるほどに命の重さを計るのは難しいことだと思います。地球などというとてつもないものと比べるのはどうかと思います。ただ、同じ1人の人間の命は、基本的には同等ではないでしょうか?

  この原則に立てば、人を1人でも殺してしまったら、死刑になるのが当たり前だと私は思います。人の命を奪うということは、その人の全ての可能性を奪うことです。そういう行為を本人の同意も得ず勝手に行うのですから、自分の命は助けてもらおうというのは身勝手もはなはだしい!というものです。殺意の有無や精神状態は、余り問題ではないと思うのです。

  先日、みのもんたさんが「仇討ちを復活すべきだ」というコメントをしたのを聞いて、思わず拍手してしまいました。犯罪者の人権ばかりを考慮した死刑廃止論よりも、被害者とその遺族の気持ちを配慮した江戸時代の制度の方が、合理的かつ人道的であるように思います。

 有識者は「死刑は野蛮だ!」と言いますが、これだけ殺人が日常化している野蛮国家において、刑罰だけ上品ぶっても仕方がないと思います。「紙一重」という言葉がありますが、専門家の先生方は勉強のし過ぎで常識的な判断ができなくなっているようです。  プロの歌手よりも素人のど自慢に出てくる人の方が歌がうまい場合があるように、専門家の意見が常に適切とは限りません。

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