トトガノート

All about TOTOGA

2025年04月

バイキング大好きです。

こんなに好きなのは、
最も自然な食事形態だからだと思います。

文明以前、私たちの祖先は
自然の恵みを探し出して
それを食べていました。

山とか川とか海とか
食べ物がある所に行って、
そこにある物を
お腹がいっぱいになるまで食べる…
食べ物か食欲が尽きるまで食べる…

バイキングと同じじゃないか!

どんな料理があるかな…と
探しに行く時のワクワク感。

あの瞬間、私は
野生に還っているんじゃないだろうか?

上田で泊ったホテルには
朝食バイキングがありました。

第1ラウンドは、
カレーライスと蕎麦と味噌汁
(&なぜかオレンジジュース)。

信州蕎麦、信州味噌、そして
信州リンゴが入った
甘口と辛口が両立した黒カレー。

カレーと言えばインド、
インドと言えば仏教。

上田には奈良時代に
国分寺が置かれました。

善光寺の近くにありながら、今も
しっかり存在感を放っています。

千曲川が刻んだ道は、その頃から
重要な交通路になっていたようです。

第2ラウンドは、田舎めしと納豆
(&なぜかオレンジジュース)。

田舎めしとは湯漬けですね。

野沢菜、しらす、大根おろし、なめ茸等
具を載せて、出汁をかけて頂きます。

戦国武将の食事シーンと言うと、
湯漬けをかきこんでいるのが
多いような気がします。

家康を何度も震え上がらせた真田親子と
一緒のつもりで食べました。

納豆は余計ですが、好きなので
そのまま(納豆ストレート)で。

第3ラウンドは、ウィンナー、ベーコン、
スクランブルエッグ、フレンチトースト
(メイプルシロップたっぷり)、サラダ、
フルーツカクテル、ヨーグルト、
コーヒー(&オレンジジュース)。

上田東急REIホテルは、
上田駅温泉口にほぼ直結。

レストランSakuraは
駅を見ながら食事ができます。

上田駅開設は1888年。

この便を見込んで、すぐ近くに
常田館製糸場が創業(1900年)。

富岡製糸場は国営模範工場でしたが、
こちらは民営!

現存する五階繭倉庫は、
木造倉庫としては国内最高層!

3ラウンド通して言えるのは、
上田は天下は取っていないけれど
それに肉薄するポジションに
いつもいた!ということです。

それにしても、バイキングは楽しい!

年齢とともに
量は食べられなくなりましたが、
こんなに豊富な種類の食事ができるのは
バイキングならでは。

また行かねば。

250419_068田舎めし

#上田駅
#上田駅温泉口
#上田東急REIホテル
#信濃国分寺
#朝食バイキング
#田舎めし
#常田館製糸場
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「自分の足を使わなければ
真相に辿り着くことはできないんだよ…」

ドラマの中でベテラン刑事が
よく言うセリフ。

駅から上田城までの道を歩きながら
私も同じセリフをつぶやいていました。

平城と書いてあったはずだが、
なんてきつい坂なんだ…

呼吸器が弱っている還暦男は
太腿の筋肉が酸欠で痛くなりました。

(これは自分の足で歩かないと
確かに分からない)

しかも、やっと登城したと思ったら
今日は水曜で休館日。

桜は蕾、天気は雨。

観光客は少なめです。

(上田合戦の激戦地を
ゆっくり現場検証ができるな…)
と負け惜しみ。

真田vs徳川の戦いが
ここで繰り広げられました。2回も。

(徳川軍は堀を泳いで、石垣を登り…)
と刑事気取りでつぶやいてみました。

(でも、待てよ。落城してないんだから
本丸の石垣を徳川軍が登ったり
してないんじゃないか?)

戦績は2戦2勝、真田の圧勝です。

本丸近くで
激戦が繰り広げられたとは思えない…

(戦闘は他の場所で行われたのか?)

お城の観光を終えて、
二の丸橋から出て来たら
『真田十勇士ウォーキングマップ』
というのを発見!

市役所前の大手通り歩道に
勇士のパネルが立っているらしい。

筧十蔵、望月六郎、海野六郎…と
パネルを見つけては
写真を撮って行きました。

ところが
最後の霧隠才蔵が見つからない。
(さすが隠れ上手!)

大手通りのクランクでキョロキョロ。
大手門公園前でキョロキョロ。

すると
「上田合戦激戦地『上田城三の丸』」
という看板があるではありませんか!

(ここが現場だったのか…)

ところで
「上田のソウルフード」を検索したら
「あんかけ焼きそば」という答えが
出てきたので、
日昌亭支店さんに伺いました。

まだ、お昼前なのに凄い混み様。

駐車場が空くのを待つ人、
席が空くのを待つ人、
テイクアウトができるのを待つ人。

お店の人は3人。親子と思われます。

厨房から次々と出入りする姿は、
さながら白装束の忍者。

ここも間違いなく激戦地です。

昔からの常連さんが叫んでいました。

「マアちゃん(おそらく娘さん)は
どれ?

アンタたちマスクかけると
ジイちゃんかバアちゃんかマアちゃんか
分かんないんだよ!」

バアちゃん(おそらく)が
運んで来てくれたのは、
あんかけかた焼きそば(細麺)。

カリカリ具合が絶妙。

からしを溶いた酢をかけながら
頂きます。

美味い!

この人たちも十勇士に加えたい…。

250412_067日昌亭支店

#上田城
#上田城三の丸
#上田合戦
#真田十勇士
#日昌亭支店
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長野県上田市に行ってきました。

真田幸村の故郷です。

二泊三日でしたが、
二週間くらいは滞在していた気分です。

なぜなら、ホテル予約の時から
上田城周辺をネットで調べていたから。

めぼしい場所は
ストリートビューを使うので、
既に行ったような気分にさえなります。

ですが!当然のことながら!
現地に行かないと分からないことは
いっぱいある!

私が一番驚いたのは『高低差』です。

例えば30度の勾配を三角定規で見ると
全然たいしたことないですが、
実際の斜面に立ってみると
足がすくみます。

スマホやパソコンの平らな画面に
地図を映してみても、
Z軸(垂直方向)上の位置関係は
ピンときません。

上田城は、
低地に造る平城が主流になってからの城。

すり鉢状の地形の底の方にあります。

それ以前の居城は真田氏本城です。

こちらは山の上にある山城。

左右に支城もあるので、
下から攻めてきた敵を
いつでも上から包囲できます。

練りに練ったこだわりの城づくり。

極めて有利な場所であることは、
上田市を一望できる
見事な景色からも分かります。

もう一つ追加で山城を
造っても良さそうな場所に、
蕎麦屋さんを発見しました。

蕎麦屋の立地として有利かは
微妙ですけど。

十割手打そば処福田さんです。

レビューを読んでも、
味は現地に行かなければ分からない。

親方は白衣を着た戦国武将という趣き。

「ネットには、こだわりの蕎麦って
書いてあったんですけど」と言ったら、
「私はこだわってないよ!」と全否定。

冷たい水で締めた硬い蕎麦の表面では
粉の粒々が尖っている。

短いのは十割の証。

もはやこれは工芸品だ!

『大』を頼みましたが、美味しいので
あっと言う間に無くなりました。

「うちのお客さんは
塩かけて食べるんだけど」と言われ、
テーブル備え付けの岩塩を削ったのは
最後の一口を食べる時。

「薬味のわさびはおろしたてなので、
つゆに解かさず
蕎麦に乗せて食べて下さい…」
と書いてあるのに気づいたのは
食べ終わって蕎麦湯を飲んでいる時。

練りに練ったこだわりの蕎麦づくりです。

蕎麦湯も全部飲み干しましたよ!

銀山温泉瀧見館の蕎麦に似てるかな…

上田と言えば真田ですが、
真田本城跡そばの蕎麦屋は福田でした。

250405_066真田氏本城

#十割手打ちそば処福田
#真田本城
#真田本城跡
#銀山温泉瀧見館
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