トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2022年07月

小学生の時に表彰されたことが
あります。

図書館の本を一番多く借りた人として!

図書係の人から取材を受けました。

「一番面白かった本は何ですか?」
「どんなところが面白かったですか?」

困りました!

時効なのでカミングアウトしますが、
全然読んでいなかった…

一番多く「借りた人」であることは
間違いなかったのですが、
一番多く「読んだ人」では
なかったのです。

図書の本を借りるという
手続きが楽しくて、
ルーチン化していました。

昨日借りた本を返して
今日新しい本を借りる…

自分のカードが
借りた本の名前で埋まっていく…

買い物ポイントが
貯まっていくような感覚でしょうか。

毎日一冊借りないと気が済まない…

依存症だったのかもしれません(笑)

宿題も有るし、
ウルトラセブンの再放送も見たいし、
本を読んでいる暇がありませんでした。

ゴメンナサイ


こんにちは!

スラスラ解る!
小林教室特別講師の

とがし としみつ です。


カミングアウトと言えば
ウルトラセブンの最終回。

ダンが自分の正体を
アンヌに告白します。

水戸黄門は毎回やってますね(笑)

水戸光圀公の場合、
カミングアウトしたくて
うずうずしています。

極めてレアなケース。

普通は、こんなこと言ったら
どう思われるか分からない…

受け入れてもらえるか
分からない…

だから、言えない…

そういう秘密を抱えています。

『内向型人間が無理せず
幸せになる唯一の方法』を読みました。
https://amzn.to/3P1BX0X

著者のスーザン・ケインさんは
読書好きな家庭に生まれました。

子どもの時、
サマーキャンプに行く彼女に
お母さんは本を何冊か
持たせてくれました。

彼女も、みんなと本を読んで
話し合う集まりだと思ったそうです。

ところが、
行われたのはチアの練習。

みんなで賑やかに騒ぐこと。

一人になって本を読んでいたら、
心配して声をかけてくれた
お友達がいたそうです。

これは、TEDの講演の冒頭で
紹介されたエピソード。

講演の動画は20分弱で
字幕表示も可能です。
https://www.ted.com/talks/susan_cain_the_power_of_introverts

私も子どもの頃、いろいろな行事の度に
同じことを感じていました。

もっとも、私が見たかったのは
本ではなくてウルトラセブンでしたが。

でも、それを言うことはタブー。

ずっと昔に封印していたので、
誰かに打ち明けたいなんて
思ったことはありませんけど。

なので、動画を見た時の解放感は
半端ない…

自分と同じような人が居たんだ…

こんなこと口に出して良いんだ…

しかも分厚い本まで出している…

スーザンが自由の女神に見えました。

外向型の人にしてみたら
「こんな人、世の中にいるの?」
という感じではないでしょうか?

著書のタイトルは英語の方が好き。

『Quiet : The Power of Introverts
in a World That Can’t Stop Talking』
(おしゃべりがやまない世界での
内向型人間の力)

この世界では、内向型人間は
希少とは言わないまでも
マイノリティです。
(本書によれば3人に1人)

内向型人間にとって、
一人で黙って物思いに耽るのは
至福の時。

おそらく、外向型人間にとっては
とてもつまらないことなのでしょう。

具合が悪いか、
嫌なことがあったか、
みんなに怒りや不満を抱いているか、
いずれかだと思われます。

心配して声をかけてくれる人に
「そっとしておいて欲しい」
なんて言ったらなおさら(笑)

私が若い頃、
自分がそういう性格だと言えば
「ネクラ」とか「ムッツリ」
という称号が与えられました。

最近は「私、コミュ障なんで…」とか
軽い感覚で言えるようです。

スーザンの寄与するところが
大きいのかもしれません。
(最初の日本語版が出たのは約10年前)

本書の表紙には
メンタリストDaiGoさんの応援の言葉
「リア充をぶっ潰せ!
内向的な人のほうが成功する方法が
ここに」

勇ましいですけど、
内向型vs外向型の闘争を
目指している訳ではありません。

内向型という在り方を
受けとめて欲しいだけ。

とはいえ、小学生の時に、心配して
遊びに誘ってくれた同級生たちには
今も感謝しています。

どうもありがとう!



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「コウギョクか…酸っぱいよね」
テレビを見ていた母がポツリ。

画面を見てみると、
映っていたのは真っ赤なリンゴ…

ではない!

来年から本格販売を予定している
サクランボの新品種「やまがた紅王」の
プレデビューのニュースでした。

紅王は、
500円玉大という大粒のサクランボです。

真っ赤に膨らんだ紅王は、
小さなリンゴに見えなくもない。

しかも漢字を比べると、
真っ赤で小さめのリンゴ
「紅玉(こうぎょく)」とソックリ。

母は、こういう皮肉のこもった勘違いが
得意なのです。
(無自覚なので始末が悪い)

それはともかく、
王と玉の対比は
将棋の王将と玉将に似ています。

天童市は、
サクランボはもちろん
将棋の駒の産地でもあります。


こんにちは!

ポポンッと出版!
電子書籍出帆プロデューサーの

とがし としみつ です。


先日、『峠 最後のサムライ』を
見てきました。
https://touge-movie.com/

約20年前の『ラストサムライ』を
思い出させるタイトルです。

アメリカの南北戦争は
1865年までの4年間。

一方、
日本の戊辰戦争は1868年から一年半。

今回の映画を見て知ったのですが、
戊辰戦争は
東軍と西軍に分かれていたようです。

こちらは東西戦争だったのですね。

映画館に早く着いたので、
上映までTwitterの投稿をチェック。

原作を何度も読んだという
熱烈なファンが
たくさんおられるようです。

さすが司馬遼太郎。

一方、予備知識が無いまま見たので
話がよく分からなかった…
というコメントも。

私も予備知識ゼロでしたので、
正直言うとストーリーが
よく分かりませんでした。

あれ?負けたの?
あー、今度は勝ったの?
河井さん今、新潟なの?福島なの?

戦場は混乱が付き物なので、
まあリアルに見ることができたと
言えなくもないですが(笑)。

熱烈なファンの方でしたら、
すぐに1868年の何月頃かを察し
奥羽越列藩同盟の動向なども
想起しながら
継之助の心と共鳴して
感動できたのでしょう。

残念ながら私は、
役所広司さんの名演技を見ながらも
格好いいとも美しいとも
思いませんでした。

いや、絶対にそう思ってはいけないと
自分を戒めていたような気がします。

それは、長岡藩が
ウクライナと重なって見えたから。

南北戦争終結で
御用済みになった小銃や大砲が
日本に売りつけられたようです。

それは、武器を供与されながら
戦い続けるウクライナに酷似。

戦争は絶対に避ける!
そのために軍備が必要として、
増強を図った継之助の政策は
現在の日本と同じです。

小千谷談判の決裂は、
スイスのようになることの難しさを
私たちに教えてくれます。

安保条約があるからと言っても、
日本が攻められた時に
米軍は守ってくれないだろうと
池上彰さんはおっしゃっていました。

米議会の承認が必要ですが、
承認されるとは思えないというのです。

これは長岡藩で考えれば
分かりやすいかもしれません。

長岡藩の状況がいくらひどくても、
会津藩や庄内藩が代わりに
犠牲を負って戦ってくれることを
期待するのは虫が良すぎます。

ウクライナのように、
私たちは武器供与を受けながら
戦うことになるのか。

他国から
サムライ・スピリット!とか
持ち上げられながら。

長岡や会津での戦いが
悲惨を極めたのは、
サムライとしての誇りを
捨てなかったからです。

しかし、誇りを守り続ければ
敵味方の別なく死傷者は増える…

継之助と同じ状況に立たされた時
私たちはどんな選択をすればいいのか?

映画が終わるまで
そんなことばかり考えていました。

帰宅してから、戊辰戦争中の
奥羽越列藩同盟の動向を
調べてみました。

(なぜか
東北電力のエリアと重なっている)

調べて分かったのは、
オセロゲームのように
バタバタ引っくり返る状況の中で、
全ての藩が継之助のような
苦渋の選択を迫られていたこと。

天童藩は、いち早く
新政府軍(西軍)側に付きますが、
庄内藩の猛攻に大敗。

列藩同盟(東軍)への参加を
余儀なくされます。

家老の吉田大八は切腹。

ところが、そのたった数か月後に
天童藩は新政府軍に降伏。

王将だったか玉将だったか
わからなくなるような
目まぐるしい展開です。

継之助はサムライであり
家老であったからこそ、
藩主の決定に殉じました。

そういう立場でなかったら、
長岡はおろか日本にさえこだわらずに
商いをやったかもしれません。

サムライとは
命よりも名誉を大切にする人たち。

私たちはサムライではありません。

命を大切にする文民です。

でも、サムライのような気持ちで
戦争を決めることも可能です。

どちらが正しいとか、
どちらであるべきだとかは
ここでは論じません。

ただ、どちらを選ぶにしても
日本国民として
しっかりした覚悟が必要です。

河井継之助を
最後のサムライとするのか、
私たちが新しいサムライとなるのか…

コロナのために
上映を延期したということですが、
2年前に見ていたら
こんなに考えることは無かったですね。



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