トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2022年03月

「みんなちがって、みんないい」
金子みすゞさんの言葉。

寛大で温かい言葉。

こんな考え方をする人が増えたら
イジメとか争いごとは
なくなるんだろうな…と
ちょっと思います。

でも、本当にそうかな。

例えば、何人かの仲間で
「この言葉いいよね!」
と意気投合したとします。

でも、その中の一人だけが
「そうかな?
みんな同じ方がいいんじゃない?」と
言ったらどうでしょう?

「へえ〜、君はそうなんだ」で
終わるかもしれません。

でも、ひょっとしたら、
「なんだよ、お前!」
「空気読めよ!」
となるかもしれません。

最悪の場合、
喧嘩やイジメが始まるかもしれません。

みんな違っていい!と
意気投合していたのに、
違う意見は認められない!という展開。

同様のおかしなことは
他にも見られます。

平和を訴えていたのに
いつの間にか戦争していたり…

病気予防の薬のはずなのに
そのせいで病気になったり…

人間は、合理的に行動するとは
限らないようです。


こんにちは!

スラスラ解る!
小林教室特別講師の

とがし としみつ です。


中野信子さんの
ヒトは「いじめ」をやめられない
を聴きました。

とにかくビックリしたのは、
オキシトシンが
イジメを助長しているということ。

オキシトシンと言えば
愛情ホルモンとか幸せホルモンと
呼ばれるホルモン。

脳内で作用する場合、
愛情や親近感を感じさせます。

いわば人間関係を作るホルモン。

スキンシップを取ったり、
名前を呼びあったり、
目を見て話したりすることでも
分泌。

信頼感、安心感、
そして仲間意識が高まります。

良いことばかりのように感じますが、
残念ながら負の側面も。

仲間意識は裏返すと
仲間以外には冷たいということ。

仲間の和を乱す人にも冷たい。

ですから冒頭の話のように、
意気投合して
皆の頭にオキシトシンが溢れた時に、
つい自分の本音を言ったりして…

仲間の和を乱す人と見なされると…

制裁を加えよう!となってしまう。

イジメの発生ですね。

困ったことに、
仲間のための制裁なので
正義のように錯覚してしまうのです。

厳格なルールがあって
それを守ろうという意識が強い組織ほど
イジメが起きやすいことも
分かっています。

それから、
次のような場所でも起きやすいです。

年齢などの環境が同じ者たちが、
いつも同じ空間に一緒にいて、
同じ目標を目指して団結し、
同じ課題に取り組んでいる場所。

他の人と違うことをすると
すぐに目立ちますからね。

そういう組織で、しかも
そういう場所というと
どこが思い当たりますか?

真っ先に思い浮かぶのは
学校なんですよね。

本書では、
イジメの回避策の一つとして
学校というシステムの見直しが
提案されています。

とはいえ、
明治初期から変わらないシステム。

すぐに変えるのは難しいでしょう。

そこで、学校以外の場所で
別な人間関係を構築することも
提案されています。

で、私、気づいてしまったのです!

公文式、有効ですよね?

他の学校のお友達との交流があります。

いつも同じ空間ではありますが、
来る時刻はバラバラなので
いつも同じ人と一緒にはならない。

100点を目指すのは同じですが
団結はしない。

取り組む課題は
たとえ同じ学年であっても
違います。

実際、
学校で面白くないことがあった時に
公文が気分転換になることも
あるようです。



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アインシュタインは複利を
「人類最大の発明」
と言ったらしいのですが。

意味が分からない…

相対論がもたらした数々の発明の方が
ずっとずっと大きいような
気がするんですけど。

複利計算の式よりも
ローレンツ変換の式の方が
ずっとずっと難解だと思うんですけど。

相対論によれば、運動系によって
時間の進み方は違います。

時間の進み方が速い運動系に
お金を預けるとお金儲けができるとか?

それとも
アインシュタインの老後の蓄えが
定期預金の複利で
たんまり増えたのでしょうか?

もしかしたら
高利貸しして儲けたのかな?

詳しい事情を知りたいところです。


こんにちは!

ポポンッと出版!
電子書籍出帆プロデューサーの

とがし としみつ です。


確定申告がやっと終わりました。

バランスシートの見方が
分かるようになりたいと
ずっと思っています。

数字を見ただけで、
これはヤバイな…とか
今期はなかなか良いぞ…とか
感覚的に分かるようになりたい。

会計の本を読んだりしていますが
分かったような
分かってないような感じ。

ある社長さんによれば
「あれはわざと分かんないように
書いてあるんだな」とのこと。

習うより慣れろ!ということか。

そこで、よく分からないけど
会計ソフトを使ってみました。

仕訳が悩ましい所ですが、
最近は何でも
ググれば答えが見つかります。

会計士になるわけじゃないから、
自分の事業に関係がある項目さえ
分かればOK。

毎日、入力するたびに
バランスシートの数字が
変わっていきます。

なんだか、シミュレーターみたい。

昔、技術者時代に
システムの仕様検討をしていました。

必要なスペックを実現するためには
どこまでの装備が必要かを考えます。

スペックのためには
装備を充実させるに越したことは
ありませんが、
コストが跳ね上がってしまえば
売れません。

スマートに最適解を導く計算式が
あったりするのですが、
何となく半信半疑。

裏を取るために
簡単なシミュレーターを
プログラミングしていました。

計算式で出した理論値と
シミュレーターの実験結果を
比較するわけです。

シミュレーターの中の数値を
いろいろいじって変化を見ると、
どこをどういじれば
どうなるかが感覚的に分かってきます。

つまり慣れてくるわけです。

そこまで分からなければ
自信を持った設計はできません。

バランスシートだって
そこまで分からなければ
自信を持った経営はできない筈。

バランスシートで
最初から引っかかっていたのが
「貸方」と「借方」という言葉。

何で貸したことになるのか…
何で借りたことになるのか…
全くもって、しっくりこない。

ところが、
大前研一さんの本を読んだら
一発で納得しました。

「あれは誤訳です」(笑)

これは、
福澤諭吉先生が苦心惨憺して
考え出した訳語らしいです。

こんなにハッキリ言えるのは
大前さんくらいかもしれません。

お陰でスッキリしましたが。

「貸方」と「借方」が
左右で同じ金額になることについて
大前さんは、
「エネルギー保存則みたいなもの」
と理解したとのこと。

これで私も違和感が霧散しました。

流石バリバリの理系出身者です。

「理系の人のための簿記入門」
みたいな本があればいいなと思います。

ゲーテは、この複式簿記を
「人類最大の発明」
と言ったそうです。

ゲーテいわく
『財産を失ったら働けばよい。
名誉を失ったら他で挽回すればよい。
しかし、勇気を失った者は
この世に生まれてこないほうがよい。』

勇気と複式簿記で
ガンガン稼ぎましょう!



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