トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2021年11月

50歳を過ぎたら
新しいことに挑戦しても
成功しないのか…

もし、そうだとしたら
人生100年時代の後半の人生は
全くつまらないじゃないか…

大前研一さんの
「サラリーマンサバイバル」に
( https://amzn.to/2XQzEIT )
こんな一文がありました。

50歳を過ぎてから新しいことに挑戦して
大成功した日本人は伊能忠敬だけだ!

これを耳にした時
(オーディオブックだったので)
反射的に大笑いしてしまいました。

お前の人生はもう終わりだ!
と言われたような気がしたからです。

でも、次の瞬間、
伊能忠敬という前例がいるじゃないか!
と一人で反論しました。

この時から、
伊能忠敬の最大の業績は
正確な日本地図を作ったことではなく、
50歳過ぎてから
大成功してみせたことじゃないか?
と思うようになりました。

実際、伊能忠敬は
地図を作ることが最終目的ではなかった
そうですよ!


こんにちは!

スラスラ解る!
小林教室特別講師の

とがし としみつ です。


瀧本哲史さんの「ミライの授業」
https://amzn.to/3ng4KUe
を読みました。

約20人の偉人たちの生き方から、
「未来をつくる5つの法則」を
導き出します。

14歳の少年少女のための本ですが、
50代後半の私が読んでも
目からウロコが落ちっぱなしです。

書き出しは
「未来を予測する最善の方法は、
それを発明することだ」
というアラン・ケイの言葉。

次に、14歳の読者たちに
「きみたちは未来に生きている」
と呼びかけています。

そして私たちには
「大人たちは過去を引きずって
生きている」…

思わず聴くのやめようかと思いました(笑)

でも、最後まで聴いて良かった。

伊能忠敬の本当の目的が
分かりましたから。

それからナイチンゲール。

彼女の最大の業績は
看護師としての活動では
ありませんでした。

じゃあ、何だったのか?

それは本書を読んでのお楽しみです。

ここでは、withコロナの視点で
私が気づいたことを書きますね。

ひとつ目は、
万有引力の法則を発見したニュートン。

彼が大学で学んでいた頃
ペストが大流行しました。

そのために大学は閉鎖となり、
彼は一年半を故郷で過ごすことに。

不要不急の外出を避け、
STAY HOMEをしていました。

この時代は、
リモートで人と話すこともなかったので
存分に一人になることが
できたでしょう。

彼の場合、
一人になってしまった…
ではないのです。

彼は、万有引力の他にも
多くの業績を残していますが、
そのほとんどは
この一年半に成し遂げています。

リンゴのお陰というよりは
ペストのお陰というべきかも。

「禍(わざわい)転じて福と為す」
ですね。

コロナ禍も、こういきたいものです。

ふたつ目は、2015年に
ノーベル生理学・医学賞を受賞された
大村智さん。

彼の業績の一つが
コロナ治療に効果があるかも?
と言われているイベルメクチン
だったのですね。

本書を読んで、改めて思い出しました。

さて、
本書で紹介されている約20人の中には
ビル・ゲイツや緒方貞子さんもいます。

公文をやっている人なら、
気づきませんか?

そう、教材でおなじみの方々ですね。

チョイスする観点が公文と似てる!

さらに、巻末に関連図書が
約20冊揚げてあります。

その最後の本が
くもんのすいせん図書(2021年度版)の
G31『君たちはどう生きるか』です。
https://amzn.to/3iRayRu

「ミライの授業」は
21世紀の『君たちはどう生きるか』を
めざしたとのこと。

瀧本さんの熱い志を
未来につないでいきましょう!



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小芝風花さん、良いですね。

最近は新しい役どころに
チャレンジされているようです。

その姿勢も素晴らしい!

でも、今のところ私が一番好きなのは、
去年放送された『美食探偵 明智五郎』の
小林一号(苺)。

明智さんとのやり取りも
二号とのコンビも良かった。

コロナの影響で
撮影は苦労されたようでした。

去年制作されたテレビドラマは
少なかったと思います。

苦肉の策として
昔のドラマが放送されたりしました。

それで気づいてしまったのです。

昔のドラマも面白い。

最近見かけなくなった俳優さんの
若い頃の演技を見て
カッコ良かったな〜と思ったり、

自分より年上の女優さんの
娘時代の演技を見てうっとりしたり。

今、活躍している人の
無名時代の演技を見るのも面白いです。

この頃は、名前も知らなかったけど
やっぱり光る演技してたな…とか。

数年間の活躍を
俯瞰することができます。

緊急取調室』の
1stシーズンを見ていたら、
子役時代の小芝風花さんを
発見しました!

放送は2014年1月。

魔女の宅急便』封切直前に
放送されています。

そして、さらにたまたま
マッサージ探偵』(2017年)でも発見!

そうか…
この子、小芝さんだったんだ…

あらためて感激しました。


こんにちは!

ポポンッと出版!
電子書籍出帆プロデューサーの

とがし としみつ です。


私が毎日聴いているオーディオブック。

聴き放題の本がどんどん増えています。

大前研一さんの本を見つけたので
早速聴いてみました。

サラリーマンサバイバル』という本。

最近の本ではないと知りつつ
聴いていました。

政治や会社の評価の仕方など、
濃い情報がサラッと書いてあります。

これからはインターネットで
世の中が変わる…

なるほどなるほど。

少子高齢化で日本は大変だから
手を打たなければいけない…

なるほど、
最近読んだ海外のアナリストの意見と
ほぼ同じだな。

コンピューターが進むことで
無くなる職業がある…

ふむふむ、
AIという言葉は使ってないけど、
ピックアップされている職業は
ほぼ同じだな。

今、言われていることと
余り違いがないのです。

さすがに大前さんは先見性があると
改めて感心しました。

待てよ…この本、実は
そんなに古くないんじゃないか?
と思ったり。

ところが、
次の言葉に衝撃を受けました。

「もうすぐ、Y2K問題に直面します」

えっ!?西暦2000年問題?

これは、コンピューターのシステムでは
西暦の下二桁しか扱っていないので、
「99」(1999年)から
「00」(2000年)に変わったとき、
システムは1900年だと思ってしまう!
という問題。

結局、騒がれたような大事には
至りませんでした。

そもそも取り越し苦労だったのだ!
という意見と、
エンジニアの努力で回避できた!
という意見があります。

ともかく私にとっての衝撃は、
この本が2000年より前に書かれた!!
ということ。

ノストラダムスより衝撃的です。

大前さんは、
日本の社会や会社の問題点を
次々と指摘していて、
対策も提示しています。

改めて、先見性がスゴイ!
というしかありません。

でもこれは裏を返せば、
当時から見えていた問題点が
そのまま温存されているということ。

対策まで提示されているのに
何をしていたんだ?と
驚いてしまいます。

圧倒的な先見性の前では
激動の世の中も
止まって見えるのかもしれません。

ITという山を登り続けている私たちは、
変化する道筋を追うのに必死です。

この先どうなっていくのか、
見通す余裕すらありません。

むしろ一旦、過去に戻って、
ITという山全体を
下から俯瞰していた頃の見解が
参考になるような気がします。

これが温故知新てこと、なのかな?



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