トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2013年07月

けんがいゆ:SI14(小腸経

〈取穴〉:第1、第2胸椎棘突起間の外3寸、肩甲骨上角の骨際に取る。
〈標準〉:上背部、第1胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸。

〈筋肉〉:僧帽筋肩甲挙筋

〈運動神経〉:副神経、頚神経叢筋枝、肩甲背神経。
〈知覚神経〉:胸神経後枝。

〈血管〉:頚横動脈。

〈主治〉:肩こり、項強、肩背痛。
〈特殊〉:

〈関連痛領域〉後斜角筋肩甲挙筋

参考文献1「経穴マップ」

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆はりきゅうのトガシ◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

標準プラン
 触察33分2000円
  +鍼1本25円
  +灸1壮25円

詳細は以下のとおりです。

触察料:
標準(33分)で 1750円 (前月比+3円)
※100円(2分)単位で増減できます

出張費:
・人数に関わらず:270円 (前月比+27円)

追加項目:
・鍼25円(1本)、灸25円(1壮)

端数処理:
・百円未満は切り捨てとします

※今回反映します消費者物価指数(生鮮食品を除く)100.0は5月のものです。
※当院の価格に対する考え方はこちら

・7月の価格
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

平均:2115円
最安値:1500円
最高値:3000円

初診者と紹介者1000円キャンペーンは継続中です。

※当院の価格に対する考え方はこちら

・5月の実績
・6月の価格
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

「大人のラジオ体操」の7番目「体をねじる運動」(p34〜p35)です。

《以下引用(p35)》
二つ前の5番が「脊椎を左右に伸ばす運動」、一つ前の6番が「脊椎の前後の屈伸運動」であったのに対して、この7番では「脊椎の回旋運動」を行い、脊椎の側方、前後、回旋というすべての動きをこの三つの体操で仕上げていきます。
《引用終わり》

腕は体に巻き付ける、下半身は動かさない、というのは心がけたことがなかったです(~_~;)

回旋に関与する筋肉は、外腹斜筋内腹斜筋腰方形筋、脊柱起立筋群(腸肋筋最長筋棘筋)、短背筋群(半棘筋多裂筋回旋筋,棘間筋,横突間筋)であり、腰のほとんどの筋肉が働きます。他に上腕三頭筋も挙げてあります。

背骨はどのくらい回旋するのでしょう。運動学の本を見てみると、胸椎が74°(=9+8+8+8+8+8+8+7+4+2+2+2)、腰椎が13°(=2+2+2+2+5)で、全部足すと87°になります。



《「大人のラジオ体操」インデックス》
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
公立高校 に参加中!
山形県公立高校入試問題・社会・平成25年度(H25.3.10実施分)
「3」の配点は17点。

問1(1).
2010年に平城京遷都1300年を記念する行事がいろいろと催されました。ただ、都であった期間は74年ほど。平安京に落ち着くまでに、いくつか都が造られたようです。

問1(2).
ア.冠位十二階と言えば聖徳太子(574-622)ですね。飛鳥時代ですから、明日香村の辺りが政治の中心だったのでしょうね。
イ.百済援軍、そして白村江の戦い(663)。同じく飛鳥時代ですね。
ウ.古事記は712年に献上されています。平城京遷都後なので奈良時代。
エ.大化の改新(645-646頃)で、やはり飛鳥時代。

問2(1).
平安京遷都は桓武天皇。明日香→平城京(奈良)と遷都は北上の傾向があります。桓武天皇は、さらに北上して長岡京に遷都しています。ここは桂川と宇治川の合流点付近で、大阪へと流れる淀川の起点ですから交通の便は良かったのでしょうが洪水が多かったらしく、その北東(大阪からは離れるが琵琶湖には近づく)の地に平安京を築きました。

問2(2).
写真は十円玉でおなじみの平等院鳳凰堂ですね。創建時(1052)の本堂は鳳凰堂の北方にあって大日如来を本尊としたそうですが、翌年に阿弥陀仏を本尊とした阿弥陀堂(元鳳凰堂)が建てられたとのこと。1052年が「末法」の元年と考えられていたそうです。浄土信仰は、阿弥陀を釈迦の次の救世主として拝むことなのでしょう。

問3(1).
将軍と東国武士の御恩と奉公の関係に関する問題です。武士の心というものが現代人には想像を絶するものであっただろうことは、『保元物語』(国語教材K-31〜K-40)を見れば分かります。

死んで手柄を立て子孫の名誉となることしか希望が無かった「武士」という階級が、現世での現実的な報酬を望み始めた様子、死を覚悟した先の要望の凄さ・迫力を感じとることができます。これほどのものがあればこそ、数百年続いた貴族中心の体制を変えることができたわけです。将軍は、それを成し遂げたリーダー。御恩は、現実的な報酬の分け前…教科書的には領地の支配権となってますね。

問3(2).
ア.御成敗式目の制定(1232)
イ.元のフビライが日本に遠征(1274・1281)
ウ.六波羅探題(1221年の承久の乱の後)
エ.後鳥羽上皇が倒幕の挙兵(1221)
ということで、エ→ウ→ア→イの順。

エ.承久の乱は、既得権益を失った朝廷側の反乱。3代将軍実朝が1219年に暗殺されているので、チャンスと思ったのでしょう。でも、北条政子は存命で名演説を行い、団結を守りました。北条政子(1157-1225)が生きているわけだから、そんなに後じゃないだろうという覚え方ができます。

ウ.乱の後の対策として、朝廷の監視機関を京都に置いたのが六波羅探題なので、当然乱より後。

ア.御成敗式目は武家の法律ということですから、1232年というのは遅すぎるような気もするのですが、揉め事が増えて止むに止まれず作ったということなのでしょう。武家諸法度制定(江戸時代)まで機能したというのですからスゴイですね。公平性を重視して作成されたのが良かったのでしょう。

イ.元寇は働いても「土地」という御恩が得られなかったため、鎌倉幕府弱体化の原因となったということで、後期の方だと覚えておいていいと思います。

ただ、倒幕のキーパーソンは、やはり後醍醐天皇で、弘安の役の7年後(1288)に生まれています。1331年に倒幕計画発覚のため挙兵、捕えられ流罪にされています。1333年に再度挙兵し、鎌倉幕府を倒しました。

問4(1).
参勤交代の原型は、秀吉のころに大阪城・聚楽第・伏見城で大名に屋敷を与え、妻子を住まわせて、大名を行き来させたことだそうです。家康時代は自主的に行われましたが、家光の時代に義務化されました。

歴史は好きなので、クドクド調べて書いてしまいました。でも、いろいろなこととくっつけて覚えていくと、覚える量はもちろん増えますが、面白くて忘れにくくなると私は思ってます。

【日本の歴史:キーワード】平城京、律令国家、冠位十二階、聖徳太子、飛鳥時代、百済、新羅、唐、古事記、中大兄皇子、桓武天皇、平安京、平等院鳳凰堂、浄土信仰、阿弥陀仏、末法思想、極楽浄土、御恩、奉公、御成敗式目、貞永式目、元寇、フビライ、六波羅探題、承久の乱、後鳥羽上皇、参勤交代、徳川家光、享保、寛政、天保、倹約。

《山形県公立高校入試問題・平成25年度(H25.3.10実施分)インデックス》

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

きょくえん:SI13(小腸経

〈取穴〉:肩甲棘内側の上際で棘上窩に取る。
〈標準〉:肩甲部、肩甲棘の内側上方にある陥凹部。

〈筋肉〉:棘上筋僧帽筋

〈運動神経〉:肩甲上神経、副神経、頚神経叢筋枝。
〈知覚神経〉:胸神経後枝。

〈血管〉:頚横動脈。

〈主治〉:肩こり、肩関節障害、肩背痛。
〈特殊〉:

〈関連痛領域〉後斜角筋肩甲挙筋

参考文献1「経穴マップ」

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆はりきゅうのトガシ◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
悟りへの道 に参加中!
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197〜220)を読みました。

《以下引用(p211)》
それでは実際に、真我(真身)を知るにはどうすればよいのかというと、あなたの神炁(心身)を知ればよい。しかし、神炁といっても先天(真)と後天(仮)の違いがあり、道を修し、悟りに至るためには先天の神炁に基づいてなされなければならない。仮を借りて真を修するのが道教(仙道)における修道の基本である。…

具体的に言えば、真身は色身の内側に隠されているのだから(色身中蔵真身)、色身の外に真身を求めるのでも、また色身に捕らわれてもならない。いわば即身成仙(成仏)ということ。つまり道(タオ)の高みに到達するために色身の内側を深く掘り下げ、真身へと辿り着かねばならないのだ(欲上高処先當下)。
《引用終わり》

「蔵」というと如来蔵を思い出します。その真身へ向かうことは本源へ帰ることでもあります。

《以下引用(p212)》
返本還源、即ち本源に還るだけですべてが尽くされる(知得一萬事畢)という思想は、劉一明の宇宙観(造化之道)と分かち難く結びついている。…

造化の道は、虚無→一炁→陰陽→三体→万物と展開してくる。…

…現在われわれはこの道の最果てに来ているが、ここで私たちは迷ってしまったのだ。…そこに示された道標が劉一明の言う逆運の道である。造化の道を逆修して再び虚無の本源(真源)へと帰るということだ。
《引用終わり》

《インデックス》
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
JKL教材600枚の復習なのですが、最初から一枚一枚やると間に合わないので、スマホで1〜600の範囲で乱数を発生させ、その番号の教材をやることにしました。
124→J124
286→K086
539→L139
という要領です。

n乗根が混じった数の計算や対数の計算など、突然出てくると「何だっけ?」ということになります。というか、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができ、来月に間に合うのかと思うと大変不安です(笑)

それでも復習なので、思い出せば計算は速いし、間違いも少ないです。ノートに書くようにしているので、スペースを気にせず、大間違いでも消す必要がないというのもあるのでしょうが。

思い出すたびに、学習したことが再整理されます。「何だかわかんないけど例題の通りやれば解けるから、まあいいか」という具合に進んできたところが、「ああ、そうだったのか」と腑に落ちるときがあります。集中学習とか学習マラソンとか、まとめて復習するイベントが公文の教室では行われていますが、大事なことですね。

【グラス片手に大人の公文】数学〔JKL-XXX〕
※この記事は、公文の教材を学習している方々と解く楽しみを共有するために書いておりますので、問題と模範解答は表示していません。ご了承下さい。
◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

へいふう:SI12(小腸経

〈取穴〉:天宗の直上、肩甲棘上際のほぼ中央に取る。
〈標準〉:肩甲部、棘上窩、肩甲棘中点の上方。

〈筋肉〉:棘上筋僧帽筋

〈運動神経〉:肩甲上神経、副神経、頚神経叢筋枝。
〈知覚神経〉:胸神経後枝。

〈血管〉:肩甲上動脈。

〈主治〉:肩こり、肩関節障害、肩背痛。
〈特殊〉:

〈関連痛領域〉後斜角筋肩甲挙筋

参考文献1「経穴マップ」

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆はりきゅうのトガシ◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
「ちょうどの学習×ちょうどにする指導」の「自学自習と教材の力」(p229〜389)の「数学教材から考える:教材と指導の一体化」(p342〜389)を読みました。(小林教室収蔵

分数の計算で出てきた途中式。同じ値のものをイコールでつないでいって、複雑な式をどんどん簡単な式にしていく…これが数学の計算力だと思います。

《以下引用(p370)》
斉田先生は生徒全員にノートを持たせて、教材以外の練習につかう場合もあるが、主にはその生徒が意識して取り組むべき問題とその解法を書かせている。…そこで、先生はノートの見開きの左ページに連立方程式の問題と解答、これを書かせて自分用の例題にすることを指示する。計算手法にまよったら、これを見るように指導するのだ。そして、このノートの右ページは2直線の方程式のグラフを書かせる。すると、2直線の交点が連立方程式の解と一致する、この性質に気づいた生徒は目をかがやかす。この指導に抵抗感をもった生徒はこれまで皆無であったという。それぞれの数の世界が、生徒の内側では、方程式のあとに学習する関数の理解に何のためらいもなく、つながっているのだった。
《引用終り》

算数は、計算して最終的にひとつの数値に辿りつきます。これは、座標空間で捉えればひとつの点でしかありません。文字式を用いた数学の計算では、文字xはひとつの値である必要はありません。つまり、座標空間では線になります。文字がxとyの二つになれば面、zを加えて三つになれば立体になります。

ひとつの点に絞り込まなければ先に進めない思考形態から、どんな値であっても構わない変数を複数組み合わせた、線・面・立体の思考形態に飛翔する…翼ではばたくが如く、生徒たちの目は左右のページを行き来することになります。

《インデックス》

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ