トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2011年01月

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
発表会の出番を待つユミ。先生に言います。

I'm nervous.「緊張してます。」

それに対する先生のセリフが今日のフレーズです。

「深呼吸してごらんなさい。」

日本人に英語で言ったら、かえって緊張すると思います。外国から来たお友達が緊張しているとき、こんな言葉が言えたら素敵だなと思い、ピックアップしてみました。
【グラス片手に大人の公文】英語〔G1-061〕
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
悟りへの道 に参加中!
「空海の夢」(春秋社)
「23.マントラ・アート」を読みました。

この章は、AとBの対話形式。空海の言語思想について自由に語っているということになっています。

《以下引用》
B:一番の核心は、空海にはインドのマントラの発想と中国の文字の構想と日本のコトダマ観が混然一体となっているということだとおもう。こんな言語思想はむろんインドや中国にはなかったし、日本でもまたはじめてだった。…

A:なぜこんなことが考えられるかというと、ひとつはきっと空海が梵語も漢語も理解できたということにあるとおもう。梵語のマントラやダラニは漢訳仏典ではそのまま音写することが多い。ということはインド的マントラは中国に入って漢字の中にひそむ新しい性質をひっぱり出したということだ。古代日本の万葉仮名時代の最晩期に育った空海には、その「声から文字をつくる」というプロセスがよく見えたのだとおもう。…

B:そうはいっても、本来は果分不可説の宗教世界に果分可説の言語宗教をもちこむのはよほどのことだ。大半の仏教者が現象世界は言語にもなるが、絶対世界のサトリは言語にならないのだから大悟してもらうしかないと言っているのに、むしろ絶対世界のほうが伝えやすいと逆襲しているようなものだ。よほど真言に純粋な伝達力を認めていたのだろうか。

A:真言(マントラ)を自立させて考えていたのではないと思う。むしろ真言の一律性を最大に拡大して、身体領域から世界領域にまでおよぼした。『般若心経秘鍵』には「秘蔵真言分」の一節があるけれど、そこでは「真言は不思議なり、観誦すれば無明を除く。一字に千理を含み、即身に法如を証す」という考え方を出して、有名なギャティ・ギャティ・ハラギャティ・ハラソウギャティ・ボウジソワカという般若心経の真言ダラニを解釈している。つまりギャティ・ギャティの音に意味をつけてしまったわけだ。空海は真言を純粋培養するというよりも、そこに徹底して意味の世界を入れるということを選んだのだとおもう。…



A:はたして空海がそのように“真言の広布”を考えていたかどうか、疑問だとおもう。一を無数にふやすというより、無数を一にするようなところを感じる。…「一は一にあらずして一なり、無数を一となす。如は如にあらずして常なり、同同相似せり」同じものをクローン的にふやすというのじゃなくて、むしろ相違のあるものを丹念に同じうさせてみるという点に、空海の意図があったようにおもう。…空海が確信していたことは真言か念仏かなどということではなくて、仮にどこかに一人の真言者がいるとするなら、その一人の世界をのぞきこめばそこは無限の真言がはじまりうるということだったんじゃないかとおもう。…
《引用終わり》

このホロニクスのような考え方は華厳経で見つけたものでしょう。畳込み積分として数式でも表現できるし、ホログラムは実際に手にすることができます。特筆すべきは、ホロニクスという概念が広まるずっと昔に華厳経があったということ、そして空海がそこに着目したということでしょう。

声や文字には、発語者が意図しているか否かに関わらず、無限の要素が含まれているということでしょうか。そう考えれば、果分可説も即身成仏も、当然の帰結として導かれてくるような気がします。

《つづく》
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
cuteな男の子Tedについて、Lucyが言います。

He's not my type.

「彼は私のタイプではない」と、こういう表現はそのまんまでいいんですね。

「何で?」とアンが尋ねたのに対して、今日のセリフです。

「ルックスが全てじゃないわ」と、これもそのまんまなんですが、心に響いたので取り上げました。

生まれながらにイケメンにはなれない宿命を背負った男、せめてイクメンを目指すしかない私にとって、とても励みになる言葉です。

【グラス片手に大人の公文】英語〔G1-056〕
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
be動詞の否定文を学習するスキットなんですが、「ゲッ!」という感嘆詞(感動詞)が気になりました。

試験では絶対に問題にならない箇所です。というか、試験の時、こんな単語に目を止めては絶対にいけない!

でも、日常会話では使えそうです。「ゲッ!」と言わないで「Yuck!」と思わず叫んでしまうと、海外生活が長いように誤解してもらえると思います。

念のため、発音は「ヤック!」です。「ユック!」と言うと、化けの皮がはがれるかも。

【グラス片手に大人の公文】英語〔G1-051〕
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
悟りへの道 に参加中!
「唯識入門」(春秋社)
「第五章.識のはたらき」の「一.識の転変」の「アーラヤ識の役割」まで読みました。

世親の『唯識三十頌』の第二偈です。

(三種の転変とは)異熟と、思量と称せられるものと、境の了別とである。そのなかで、異熟とはアーラヤとよばれる識のことで、一切の種子を有するものである。(第二偈)

《以下要約》
安慧の注釈によれば「転変は因の場合と、果の場合に分けられる。因転変は、異熟の習気と等流の習気がアーラヤ識のなかに成長すること。果転変とは
異熟習気がはたらきを得るので、前世の業の牽引が成満したとき、アーラヤ識が他の個体(衆同分)として生ずること、
等流の習気がはたらきを得るので、各種の転識(六種の対象を了別する識)と、染汚の意(すなわち思量のはたらき)がアーラヤ識から生ずること、
である。」とされています。

異熟とは、因と果の性質が異なる関係。善因楽果、悪因苦果というような道徳上の因(善悪)と果(無記)の関係。

等流とは、因と果が同じ性質の場合。刹那刹那の識と識との関係。アーラヤ識⇔思量・了別の作用との間ではたらくもの。その性質は善悪とは無関係の無記なるもの。

了別の機能をもつ六識には等流の習気と異熟の習気の両方が有り得るが、思量のはたらきはただ等流の習気だけを残す。異熟か等流かは識に伴う心作用によって決まることで、識自体は無記。

習気とは、ある作用があったとき、その残す力のこと。次刹那の作用を引き起こす力を持っているので、植物の種子に例えて「種子(しゅうじ:ビージャ)」と呼ばれる。

アーラヤ識はこうした種々の習気の貯え場所(アーラヤは蔵、倉庫)。種子の集合体。アーラヤ識は、顕勢となっていない状態で刹那ごとの相続を続けるので、潜在意識とか深層意識と言っていいだろう。

アーラヤ識は、善悪どんな性質の顕勢態の識の習気を受けても、それ自体は無記であるので異熟だということになる。

アーラヤ識は、輪廻転生におけるある種の連続性(結生相続)を説明すべく仮定された原理、と言える。つまり、過去世の善悪の業の習気の担い手。

また、アーラヤ識は、生まれてから死の瞬間まで、自体を一つにまとめ維持して、個体としての同一性(衆同分)を存続させる役を担っている。この、身体をまとめ維持して個体の存続を成り立たせる機能をアーダーナ(執持)と呼ぶので、アーラヤ識はアーダーナ識とも呼ばれる(『解深密経』)。
《以上要約…詳しくは本書参照》


《つづく》
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
悟りへの道 に参加中!
「六塵ことごとく文字なり」…これの現代版がITかなと思いました。「文字」とは即ち「情報」。

現在ではセンサー技術が発達しているので、色・声・香・味・触を感じ取るセンサーは全て有ると言っていいでしょう。センサーは電気信号に変わり、デジタル信号として数値化されます。これは六塵のうちの五つのカテゴリーの文字を読み取ったと言っていいでしょう。

但し、「文字を読み取ること」つまり「情報伝達」とは相互作用ですから、読み取る側の器量によって解釈は変わります。

「色」即ち「視覚」を例にとりますと、同じ被写体を映像化するにも3Dになる場合もあれば、デジタル画像、アナログ画像、等いろいろです。可視光に限らず赤外線を映像化する場合もあります。X線を映像化すればレントゲンになります。磁気の共鳴で含水率を映像化すればMRIになります。

同じ対象でも読み取り方によって結果は変わります。同じ絵を見ても、同じ音楽を聴いても、同じ匂いを嗅いでも、同じものを味わっても、同じものを触っても、感じ方は違います。

同じ文字でも読み取り方によって意味が違います。ゆえに、「ことごとく文字なり」という比喩は絶妙だな…と思います。

仏教の勉強をしていなければ、念仏を聞いても馬と同じです。物の値打ちが分からなければ、真珠を見ても豚と同じ、小判を手にしても猫と同じです。

鍼灸師という立場で言うならば、人の体に触れても研鑽を積んでいなければ患部の状態や患者の苦しみを読み取ることはできないということです。そして、その苦しみよ消え去らんという祈祷文を書き込みように、手技を施し鍼を刺し灸を燃す…

いろいろな仕事、いろいろな立場に置き換えることができそうです。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
G1教材の40番台はstoryです。ユミの日記で、クラスでモテモテのジョンについて書いています。そこで出てくるのがこの文。
「全ての女の子たちが彼を追いかけます」

All the girls in my class were after me. なんて、遠くを見つめながら言うといいんでしょうかね…。こういう大ウソは老後にとっておきたいと思います。

【グラス片手に大人の公文】英語〔G1-042〕
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
NHK に参加中!
NHKでホットスポットという番組が始まりました。絶滅危惧種が集中しているエリアを言うとのこと。

じゃあ、無線LANにつながる場所は何ていうだっけ?と疑問に思って調べてみたら、やっぱりそれもホットスポット。Wikiによればマグマが噴き出してるところもそう呼ぶらしい。マグマがホットなのは納得できるんですが、絶滅危惧種が多い所というのはどっちかというと冷え切ってる感じがするんですけど…。

さて、無線LANの方のホットスポット。これが子供たちの間でかなりホットだという噂を耳にしました。

無線LANが備わっているお家は今では珍しく無いと思うのですが、WEPとかMACアドレスとかでアクセス制限をしていない場合が結構多いらしいのです。そういうお家の軒下は無線LANにアクセスできるわけです。これがまさに、子供たちの間で流行っているホットスポット。

DSを手にした子供たちが、このホットスポットに集まって、ゲームを楽しんでいるとのこと。

インターネットは常時接続で定額料金ですから、子供たちがアクセスしたところでパケット料金が発生するわけでもなく、そのお家に迷惑がかかるわけでもありません。だから問題は無いんでしょうが、現代らしい子供の遊び場というわけです。

うちの公文の教室も無線LANを備えたら、ホットスポットにしてみようかと話しています。半分冗談ですが、半分かなり本気です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブログネタ
山形の温泉やレジャー、話題など に参加中!
今年は、正月はあまり雪が降りませんでした。「九州に負けちゃった」とか言ってたんですが、その後に山形らしい日々が続きました。思う存分除雪を堪能し、今や皆ウンザリしてます。

我が家の前もまだ軒下に雪の山があるのですが、もう手を出す気分ではありません。除雪奉行の父(80歳!)も腱鞘炎と体調不良で、休暇に入りました。

さてさて。今の時期の雪は、いったん氷固まっているので砕くのも大変です。父のこともあるので、無理をして手を痛めたくない。また、道具の破損も心配です。先日スノーダンプを除雪中に粉々にしてしまい、お店にも余り在庫が無くて困ってしまったので…。

またドカ雪が降らないとも限らないので、雪を減らしておくに越したことはないのですが、少しずつ溶けている雪に、筋肉痛をこらえて手をつける気にもならない。

こんなときどうすればいいだろう…

表面積を増やせば早く溶けるんじゃないだろうか?と考えました。雪国でも、日本人の几帳面な性癖は同じで、仕上がりが奇麗な除雪が上手な除雪とされています。真っ直ぐに、平面に、壁塗り職人が仕上げたようにします。

でも、これは表面積が少ない形です。私たちは、几帳面なるがゆえに、わざわざ溶けて欲しい雪を溶けにくい形に仕上げ、春を遠ざけているのではないか…?

そこで、これまでは、固い氷の塊に出会っても、真っ直ぐな平面を作るために、手やスコップに負担をかけて砕いていたのですが、まず、これをやめました。固い物はそのままに、柔らかいところだけ削る。噴火の後のような雪塊になりますが、これは表面積が広い形。柔らかくなるまで待てば良い。

平面になるところもスコップで刻みを入れて、魚の鱗のような模様をつけてみました。

道路の柔らかい雪も全部を捨ててしまうのではなく、間隔をあけてスノーダンプで捨てて、縞模様を作ってみました。こうすると、通行人はふんづけたり蹴っ飛ばしたりしたくなるようで、残った雪もみるみる崩れていきます。そうしたら、車でふんづける。

こんな形で、楽な春の待ち方を研究しております。家族にも「何て雑な雪はきだ!」と言われておりますが、決して除雪が下手なのではありません。まあ、そう上手でもないんですが。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

〈起始〉:大腿骨の転子間線の尾方と粗線の内側唇
〈・〉:縫工筋の下で大腿直筋と隣接(★箕門),★血海
〈停止〉:膝蓋骨の膝蓋骨底と内側縁(内側膝蓋支帯)

〈作用〉:膝関節●伸展。

〈神経支配〉:大腿神経〔L2〜L4〕

〈筋連結〉:大内転筋腸骨筋大腿直筋中間広筋,恥骨筋,長内転筋,短内転筋

〈触察〉:
股関節の内転筋群との溝:大腿部の内側面の中央の高さで、その前後長の中央部に指を押し込むと、頭尾方向に走行する溝を触察できる。大腿部の近位1/4の部位から大腿骨の内側顆付近までたどる。内側広筋の後縁に相当する。
・内転筋群との溝よりも前方で、膝蓋骨の内側縁の中央部より頭方、大腿直筋より内側方の筋腹。
・大腿骨より後方にも存在するので、内転筋群との溝に指を押し込み、大腿骨の後面に向かって圧迫する。この溝は、大腿神経や大腿動脈が走行する。

〈関連痛領域〉
・大腿前面(★箕門★血海)と膝(★犢鼻★膝眼★鶴頂)

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ