トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2010年07月

【動き】
・橈側外転:〔可動域〕60°。母指が示指から離れる、外側への運動。
・尺側内転:〔可動域〕0°。橈側外転から基本肢位に戻る運動。
・掌側外転:〔可動域〕90°。手掌に直角で、母指の前方への運動。
・掌側内転:〔可動域〕0°。掌側外転から基本肢位に戻る運動。
・対立:
 
小指対立筋:対立● MP▲屈曲(小指)。対立は小指のみ。
長母指屈筋:掌側内転▲ 手関節▲掌屈MP●屈曲,PIP●屈曲(母指)
長母指伸筋:橈側外転▲掌側内転▲ 手関節▲背屈▲橈屈MP●伸展,PIP●伸展(母指)
短母指伸筋:橈側外転▲掌側外転▲ 手関節▲橈屈MP●伸展,PIP▲伸展(母指)
長母指外転筋:橈側外転●掌側外転● 前腕▲回外手関節▲掌屈▲橈屈
短母指外転筋:掌側外転● MP▲屈曲(母指)
短母指屈筋:尺側内転●掌側内転● MP●屈曲(母指)
母指対立筋:対立●
母指内転筋:尺側内転●掌側内転● MP▲屈曲(母指)

母指球筋:短母指外転筋,短母指屈筋,母指対立筋,母指内転筋

【関節】
手根中手関節(CM関節):
・中手骨と遠位手根骨列との関節。
・〔靭帯〕背側手根中手靭帯,掌側手根中手靭帯,豆中手靭帯。
・第1中手骨と大菱形骨は鞍関節で、関節包は独立。

参考文献1「基礎運動学」
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★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
くもんのすいせん図書(3Aの2番)「わたしのワンピース」を読みました。(小林教室収蔵

新緑の野原に住むウサギさんが、草原の真ん中でミシンカタカタ、自分のワンピースを作る。野原にはハートのような花がほど良い間隔で咲いている…

何となく、ホッとする風景です。絵も繊細過ぎず、ラフ過ぎず、疲れないですね。足踏み式のミシンは懐かしい。

夏になると、女の子はワンピースが一番です。うちの娘たちは幼稚園ですから、ややこしい下着を着る必要はありません。パンツにワンピースが暑い夏には一番快適。男の私も羨ましくなるくらい…

そんなワンピースを、自分で作って、着てみる。そのワンピースはいろいろ柄が変わる。その都度、「わたしに似合うかしら」とつぶやく。女の子にピッタリの絵本という感じがします。

逆に言うと、性差がなくなってきた現代とはいえ、あるいはだからこそ、男の子には向かない本かな…。

こういう本が好きな女の子っていいな…なんて言うと親バカになりますが、先日の朗読ボランティアでは、長女がこの本を選んで、朗読してきたそうです。だんだん女の子になっているんだな…と変なことを感心しました。
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平均:2092円
最安値:1600円
最高値:3000円

・5月の実績
・6月の価格
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司馬遼太郎を読む に参加中!
「空海の風景」(中公文庫)
「下巻の二十九」を読みました。

《以下引用》
…帰国後の空海は、なるほど多忙であった。
かれは、日本文化のもっとも重要な部分をひとりで創設したのではないかと思えるほどにさまざまなことをした。思想上の作業としては日本思想史上の最初の著作ともいうべき『十住心論』その他を書き、また政治的には密教教団を形成し、芸術的には密教に必要な絵画、彫刻、建築からこまごまとした法具にいたるまでの制作、もしくは制作の指導、あるいは制作法についての儀軌をさだめるなどのことをおこなっただけでなく、他の分野にも手をのばした。たとえば庶民階級に対する最初の学校ともいうべき綜芸種智院を京都に開設し、また詩や文章を作るための手引きをあたえ、その道に影響するところがあり、さらには『篆隷万象名義』という日本における最初の字書もつくった。このほか、讃岐の満濃池を修築し、大和の益田池の工営に直接ではないにせよ参与した。
《引用終わり》

多彩な多才です。僧侶としての仕事だけを見ましても、多忙です。

高雄山寺に住んでいましたが、当時は和気氏の私寺でしたから、この経営を見なければなりませんでした。密教は彫刻と絵画を中心とした美術によってその思想を表すので、いかなる宗よりも経費がかかるそうですが、これを捻出しなければなりません。このため、まだまだ高雄山寺の密教化は満足のいくものではありませんでした。

奈良の東大寺の別当も兼ねていました。これを密教化するために真言院は建てたものの、東大寺は華厳の中心機関であり、南都仏教の根拠地のひとつであるため、空海の思いのままに改造できるわけではありませんでした。

密教の中心機関を設けたいということで、高野山に私寺を造るという構想も抱いていたはずですが、おそらくいろいろな事情でままならなかったことでしょう。

そこに東寺の話がありました。既存の建物を利用するとはいえ、国費で密教の中心機関を造るという話です。空海は東寺に講堂を建立し、そこに二十一尊の仏像をおさめました。さらに潅頂堂、鐘楼、経蔵、五重塔もたてました。しかしながら、他宗の者は入らせないという閉鎖的な道場にしました。

《以下引用》
もともと密教というのは、唐では「宗」という一個の体系のものとは言いがたく、仏教界におけるありかたも、既成仏教のなかにあらたに入ってきた呪術部門という印象のものであった。
空海が唐ばなれしたのは、本来仏教に付属した呪術部門である密教を一宗にしただけでなく、既成仏教のすべてを、密教と対置する顕教として規定し去ったことである。しかも密教を既成仏教と同格へひきあげたのではなく、仏教が発展して到達した最高の段階であるとし、従って既成仏教を下位に置き、置くだけでなく、『十住心論』において顕教諸宗の優劣を論断し、それを順序づけた。…「他人」が東寺に雑住しにくることさえ禁じたのである。
「他人」の代表的な存在は、密教を依然として呪術部門としたがる最澄の天台宗の徒であった。かれらは密教をことさらに「遮那業」とよび、その名称でもって天台宗の一部門とし、空海から遮那業を学びとろうとして、たとえば泰範問題がもちあがった。空海は「雑住」を禁ずることによって泰範的な問題が繰りかえされることをふせごうとし、さらには密教が一宗であることを護ろうとした。
「狭キ心ニアラズ」
と空海はいうが、たしかにそうではなく、密教を一宗として独立させようという大目的のための他者への拒絶とみるべきであった。しかしながら、空海以後の日本仏教の各宗が宗派仏教としてたがいに胸壁を高くし、矮小化してゆく決定的な因をなしたという点で空海もまた最澄と同様、その責をまぬがれえないともいえる。ただ論理的体系とはつねに「狭キ心」から出てくるという一般論のレベルからいえば、空海はこの国にあらわれた最初の論理家ということもいえるであろう。
《引用終わり》

この言い訳に、人間空海の苦悩が感じられます。真言宗が一宗派として確固たるものになるまで御存命であれば、この禁をあるいは解いたかもしれませんね。

《つづく》
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子育てってこんなに楽しい! に参加中!
先週に引き続きまして、長女画伯の絵の話です。

この度、ココス東根店におきまして、2010年・第7回・ココス・ドラえもん・お絵かき大賞(小学生未満部門)をいただきました。とっても大きなお絵かきセットをいただきました。

受賞作品はコレです。

お絵かき大賞受賞!!


正直、絵としてはどうかなと思います。字がたくさん書き込んであるのが良かったんでしょうか?小学生未満なのに、名前を漢字で書いたのが評価されたんでしょうか?

ともかく、どうもありがとうございました絵を見に、2回も食事に行ってしまいました。術中にはまりやすい家族ですので、またヨロシクお願いいたします。
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悟りへの道 に参加中!
「釈尊の生涯」(春秋社)
「15.マガダ国における一般民衆への教化」を読みました。

マガダ国民衆と釈尊のエピソードがいろいろ紹介されています。私が気に入ったのは…

ダナンジャニーは釈尊に絶対の帰依をささげていましたが、夫バーラドワージャ(バラモン)はそれが気に入りませんでした。しかし釈尊の説法を聞くや、突如として出家してしまいました。

それが面白くないバーラドワージャの友人たちは、竹林精舎を訪ねて、悪口雑言をもって、釈尊を非難しました。

《以下引用》
…そのひとりに対して仏は質問される。
「バラモンよ、親戚や友人が客としてやって来た時に、君は主人として彼らを供応するか。」
「しかり、時には供応することがある。」
「もし彼らがこれを受けなければ、その食事は誰のものとなるか。」
「それは主人である自分のものとなる。」
「バラモンよ、そのように、君が私に罵詈讒謗を投げつけているが、それを私は受け取らない。とすればその悪口は君に戻り、君のものとなるであろう。」

怒りなく、身心を訓練し、正しく生活し、智慧あって解脱し、
静寂となっている者に、どうして怒りが起こるであろう。
怒りに対して怒り返すことは、さらに悪いことである。
怒る者に怒り返さないならば、彼は二つの勝利を得る。
これは自分と相手との両方を益するからである。
このような人をば、真理を知らない人のみが、愚者と思うのである。
《引用終わり》

怒りに関しては、なかなか扱いようが分からなくて、日々悩んでおります。怒れば、相手のみならず自分の下にも不快な後味の悪さは必ず残るものです。カッと来た時には、この説法を思い出すことにします。

《つづく》


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悟りへの道 に参加中!
「何のために勉強するの?」
「世界中の人と理解し合い、仲良くして、平和で幸せな社会を作るためだよ」

「喧嘩ばかりのこの世の中で本当にそんなことができるの?」
「宇宙から見たら地球なんて点に過ぎない。そのひとつの点の中にみんながいるんだから、いつかはできるさ。みんなが同じひとつの点なんだから、できないはずがないだろう?」

「でも、本当に本当?大人のウソでしょ?」
「…」


「できる」という確証のあることしか、してはいけないんだろうか?
「できる」という確証のあることしかしない生き方って、楽しいだろうか?
「できる」という確証のあることって、この世にどれだけあるんだろうか?
「できる」という確証のあることしかしない生き方って、生きていることになるんだろうか?

そんな生き方ばかり目指すから、生きたくなくなるんじゃないだろうか?
自分をも、他人をも、生かしておきたくなくなるんじゃないだろうか?

「生きる」とは、誰かが描いた線をなぞることではない。
「生きる」とは、誰も描かなかった線を描くことである。

到達できる目標に向かって、自分の線を描き、達成感を得る。
それを繰り返して、人は少しずつ力を蓄え、少しずつ目標を遠くに置いていく。

届かない目標でもいいじゃないか?その目標が素敵なものならば。

無限に遠い目標でも、それを目指して走り続ければいい。

「そんなとこまで、行けると思ってるのかい?」と嘲る人もいるかもしれない。
「進んでさえいれば、いつか辿りつくさ。」と平然と答えればいい。

それが、大人のウソ…

娘よ…早く…いや、早くなくていい。
でも、いつの日か、必ず、こんな「大人のウソ」が分かる人になって欲しい。
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【動き】
・MP:屈曲:〔可動域〕90°。母指は60°。
・MP:伸展:〔可動域〕45°(他動的な場合)。自動的には僅か。母指は10°。
・MP:外転:〔可動域〕示指,環指は45°,小指は50°。中指から離れる運動。
・MP:内転:〔可動域〕
・PIP:屈曲:〔可動域〕100°PIP:伸展:〔可動域〕0°
・DIP:屈曲:〔可動域〕80°DIP:伸展:〔可動域〕0°
・IP(母指):屈曲:〔可動域〕80°IP(母指):伸展:〔可動域〕10°
 
浅指屈筋:MP屈曲▲ PIP屈曲● 正中支配 肘関節▲屈曲 手関節▲掌屈 示指〜小指
深指屈筋:MP屈曲▲ PIP屈曲▲ DIP屈曲● 正中・尺骨支配 手関節▲掌屈 示指〜小指
総指伸筋:MP伸展● PIP伸展● DIP伸展● 橈骨支配 肘関節▲伸展 手関節▲背屈 示指〜小指。
示指伸筋:MP伸展● PIP伸展● DIP伸展● 橈骨支配 手関節▲背屈 示指のみ
小指伸筋:MP伸展● PIP伸展● DIP伸展● 橈骨支配 手関節▲背屈 小指のみ
虫様筋:MP屈曲● PIP伸展● DIP伸展● 正中・尺骨支配
掌側骨間筋:MP屈曲▲ MP内転● PIP伸展▲ DIP伸展▲ 尺骨支配 第2,4,5指
背側骨間筋:MP屈曲▲ MP外転● PIP伸展▲ DIP伸展▲ 正中・尺骨支配 MP外転は第2,4指 他は第2,3,4指
小指外転筋:MP屈曲▲ MP外転● PIP伸展▲ DIP伸展▲ 尺骨支配
短小指屈筋:MP屈曲● 尺骨支配
小指対立筋:MP屈曲▲ 尺骨支配 母指CM関節●対立(小指のみ)
長母指屈筋:MP屈曲● PIP屈曲● 正中支配 手関節▲掌屈 母指CM関節▲掌側内転
長母指伸筋:MP伸展● PIP伸展● 橈骨支配 手関節▲背屈▲橈屈 母指CM関節▲橈側外転▲掌側内転
短母指伸筋:MP伸展● PIP伸展▲ 橈骨支配 手関節▲橈屈 母指CM関節▲橈側外転▲掌側外転
短母指外転筋:MP屈曲▲ 正中支配 母指CM関節●掌側外転
短母指屈筋:MP屈曲● 正中・尺骨支配 母指CM関節●尺側内転●掌側内転
母指内転筋:MP屈曲▲ 尺骨支配 母指CM関節●尺側内転●掌側内転

中手筋:虫様筋,掌側骨間筋,背側骨間筋。
小指球筋:小指外転筋,短小指屈筋,小指対立筋,短掌筋。

【指背腱膜】
・筋腱:総指伸筋腱,骨間筋腱,虫様筋腱。
・補助組織:矢状索,骨間筋腱膜,支靭帯,三角状靭帯。

【関節】
中手指節関節(MP関節):
・中手骨と基節骨からなる球関節。
・〔靭帯〕橈側側副靭帯,尺側側副靭帯,掌側靭帯,深横中手靭帯。
・伸筋腱や靭帯によって可動性は大幅に制限されていて、機能的には蝶番関節に近い。

指節間関節(IP関節):
・第2〜5指は、基節骨と中節骨がPIP(近位指節間関節)、中節骨と末節骨がDIP(遠位指節間関節)を形成。母指は基節骨と末節骨。蝶番関節。
・〔靭帯〕内側側副靭帯,外側側副靭帯。

参考文献1「基礎運動学」
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くもんのすいせん図書(3Aの1番)「はらぺこあおむし」を読みました。(小林教室収蔵

飛び出す絵本とまではいきませんが、なかなかおもしろい構成です。

とにかく子どもというのは、食べ物が出てくると興味を示しますね。さすが餓鬼と言うだけあります。

虫にも興味を持ちます。うちは女の子なので、どちらかというとマイナスの興味(要するに嫌がるということですが)ですけど。それが、這い出していろんなものを食べていく…

まず、食べ物の名前を教えることができます。

一個食べました。二個食べました…ということで、数のお勉強に持っていくことができます。

日曜日に生まれて、月曜日に○○を食べて…ということで、曜日を教えることができます。

英語版も読み比べてみました。英語教材として使うとしたら、be動詞・一般動詞の過去形が出てくるので、そこまで分かってからですね。
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公文式の算数の教材Bについてです。

二桁くらいから始まりますけど、筆算で足し算と引き算をします。3桁までやります。文章題もあります。

くり上がりを小さく書くか、書かないかでもめるみたいです。学校では「書け」と指導し、公文では「書くな」と指導しているみたい…答えが合ってりゃどうでもいいような気がするのだが…。

私も、小学校の時は「書け」と言われたような気がします。小学校の時は書いてましたから。いずれ書かなくなりましたけど。

ただ、くり上げの小さい数字を書いてないと答えが当たっていても「×」になるなんてことは無かったような気がするな…。今の小学校は「×」になるらしいです。

他の塾でもこういうことがありまして、学校やそれぞれの塾のローカルルールの衝突が結構話題になります。初歩的段階だからそういう細々としたことが強制されるわけですが、子どもはその場その場で使い分ける必要が出てきまして、かえって面倒になります。

そういう社会的な事情に左右されず、合っていれば「○」、合っていなければ「×」というのが算数or数学の長所であり、子どもの頃の私はそこが好きだったんですけど。

我が教室は応相談の個別対応となっております。

先日、たまたま教室で見かけた小学生の男の子は、この筆算を独自のやり方でやっていました。桁数などの状況が変わると通用しなくなるようなやり方だったし、かえって時間もかかるので、「やり方、違うんじゃないの?」と言ってみたら、「うん、わかってる。でも、僕はこのやり方でやってみたいの!」ということでした。妻も「言っても聞かないから、気が済むまでやらせることにした」とのこと。

この子、理系としてかなり芽があるなと思います。これからが楽しみです。

《算数C教材に進む》
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