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K君が県立病院勤めを辞めて、その近くに開業したという話は当初聞いていましたが、小児科だったし、当時私はまだ結婚する当てすら(もちろん子どもができる予定も)なかったので、いつの間にか忘れていました。私のお客様から彼の評判を聞いて、改めて思い出したのは今年になってからです。
子供というのは週末(つまりお医者さんが休みの時)に具合が悪くなるもの。そこで聞きつけた情報は日曜日だけ小児科に変貌するH医院。ここ2年ほど、H医院にお世話になっていました。H医院とK医院はせいぜい2キロくらいしか離れていませんが、診療日が違うため、きれいに住み分けができています。
しかし子供というのは困ったもので、日曜日だけのお医者さんに行くようになると、月曜日に具合が悪くなります。昨日まで絶好調だった次女が、突然熱を出しました。そこで、気になっていたK医院に直行しました。
看板に内科・アレルギー科とあったので、ずっと抗ヒスタミン剤(エバステル)を飲んでいることを相談しようと思い、私も受診しました。
30年ぶりくらいのK君の姿。確かに経年変化はありましたが、ほとんど変わっていない…
「あー、エバステルか。これ一錠200円くらいするよね。高いよね。抗ヒスタミン剤は種類がたくさんあってね。一錠10円のがあるから…それでいいんじゃないかな?効きは同じだよ…副作用も同じなんだから。」というアドバイス。成績抜群でありながら庶民的なのが彼のいいところでした。
俺の病気も安く見られたもんだ…と思いながらも、薬効は彼の言うとおりでした。
K医院は医薬分業制を取っていません。
そもそも医薬分業制は医療費圧縮が目的だと思うのですが、実際問題、支払う金額は逆に高いような気がします。医薬分業制のいかんに関わらず個人病院のスタッフの人数は変わりが無いようですから、調剤薬局の人件費の分がマルマル医療費増につながるのではないか?というのが私の素人考えです。
そうなると、最も理想的な医療機関は、K医院のように医薬分業制を取らず、しかも院長が庶民的なところ…となるのではないか。
次女の経過もK君の説明通りで、薬を飲んだら、夜には元気に走り回っていました。