トトガノート

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Tag:高校入試

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ちょっと挑戦的なタイトルにしてしまいましたが、東桜学館(東根市にできる公立中高一貫校)の受検対策は公文で!という意味ではありません。誤解の無いように長文ではございますが最後まで読んでいただければ幸いです。

今月(2014年11月)、山形県立東桜学館中学校・高等学校(仮称)の説明会が県内7カ所で行われております。行けなくなると悪いので、14日の最上会場(新庄市)に行ってきました。

高校の中では中高一貫校は8%だけれども東大合格者では60%を占める、という説明が最初になされ、東大を特別視はしていない私でもちょっと心が動きました。前回の説明会と比べて大きな変更は無いものの、少しずつ具体的になっていました。

例えば、数学はスパイラルではない数研出版の「体系数学」、英語はZ会のNew Treasureを副読本にするとのこと。高校の内容を中学で先取りし、特に英単語は中学のうちに高校の内容を終わらせることを目指します。会場(20名程度)からは「ついていけるのか?」という不安の声も上がりました。

中学3年間のうちに高校3年間の内容を終わらせるということは、単純に考えて密度が2倍になるということです。ただでさえ中学校のペースは小学校より速いのに、さらに2倍の量をこなすなんて大丈夫なのか?心配は無理からぬことです。

で、親として最も考慮すべきはここだと私も思っています。「東大合格が見込める」とか「県内初の中高一貫校」とか、そういう派手なところに目が行って、東桜学館合格が目的になってしまっては本末転倒です。親が望むべきは子どもの充実した学生生活。「ついていけない」状態で6年間過ごすのは子どもにとってとてもつらいはずです。「鶏口となるも牛後となるなかれ」と言うように、「こんな所に入るんじゃなかった」と後悔することになりかねません。

そして、これに対する対策は、一つしかないと私は思います。それは、小学校のうちに中学の内容(できるなら高校まで手を伸ばしても良い)をやっておくことです。「学年を越えた学習」と言えば公文式です。スパイラル方式でない構成とか、3学年先の学習というのは公文式では当たり前のことなのです。

そこで、タイトルの「東桜学館に入るなら公文式」へとつながっていきます。進学塾で受検テクニックだけを身につけて合格できたとしても、入学後につらい思いをするのであれば合格はめでたいこととは言えません。東桜学館入学を目指すなら、まずすべきことは受検対策ではなくて「学年を越えた学習」なのです。

さて、東桜学館に入らない場合はどうでしょう?中高一貫校が大学受験に有利なのは、学年を越えた学習をして高3では受験勉強に集中できるからでしょう。これは、公文式をやっていれば、中高一貫校に入らなくてもできることです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
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先日、暇だったので中高一貫校の説明会に行ってきました。尾花沢、大石田、村山で開催され、東根が最後だったからか、タントクルセンターの大ホールも立ち見が出るほどの大入満員でした。

パワーポイントを(おそらく)使ったスライドを使って、型通りの説明があった後、質疑応答。最初の質問者は、(おそらく)近くで学研の教室(公文のライバル)をやっている先生でした。

「中高一貫校では中学のカリキュラムと高校のカリキュラムを入れ替えたりという弾力的な教育が可能だという説明を先ほど聞いたが、中学からそのまま進級するのは2〜3クラスで、高校から新たに加わるのが5クラスということになると、弾力的な教育なんてできるのですか?」

なかなか、的を射た質問。「今後の検討課題です。」という回答でしたが、詳しい説明は私なりに納得できるものでした。

その後に続いた質問はウンザリするものばかりでした。敷地が狭いんじゃないかとか、別なところに空いた土地があるからそこを使えとか、知事の情熱が伝わってこないとか、無くなってしまう学校に対する同窓生の想いはそうするのかとか…言っても仕方がないようなことばかり。でも、新聞が取り上げるのは、こんなとこだけなんですね。

会場からはウンザリの溜め息が何度も聞こえました。教育庁の方の熱のこもった説明には拍手が起こりました。

時間いっぱいで、「あと一人だけ…」となりました。みんな疲れたようで誰もいなかったので、よせばいいのに、私、発言しました。

「教育庁の方の熱い情熱を感じることができました。一日も早く実現して欲しいのですが、タイムスケジュールは決まっていないんでしょうか?」

後ろ向きの意見ばかりが続いていたので、教育庁を後押しする前向きな意見を述べておきたかったのです。子供を持つ身としては、高校入試を避けて通る道ができる中高一貫校は悪い話ではありません。いつできるのか、我が子が間に合うのか、それだけが問題です。

「こういった場合、常識的には、○○に2年、校舎の設計に2年、○○に2年で、計6年かかると言われています。酒田の場合には7年かかりました。」

6年という数字は新聞等にも載っていましたので、もう少しホットな話を聞きたかったのですが、内訳が聞けたからヨシとしました。

我が子に間に合うかどうかは微妙です。ギリギリで無理かもしれません。

間に合ったとしても、中学入学の場合の選抜方法に学力試験はなく、面接・作文・適性検査・抽選で決められるとのこと。これでは頑張りようがありません。学区はありません(県内一円)から、他から希望者が殺到すればとっても難しい。

ともかく、一日も早く実現していただきたい。

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆
教室だより増刊号にて、全国公立中高一貫校適性検査問題の解析を行っています。

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