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決して虐待推奨の話ではありません。主旨は「かわいい子には旅をさせろ」とか「鉄は熱いうちに打て」とか「若いうちの苦労は買ってでもしろ」とか。「競争すると子供がかわいそうだから…」という親心は本当のやさしさではない!ということです。

立ったばかりの子供、歩き始めたばかりの子供、当然のことながらよく転びます。でも、そうやって立ち方や歩き方を覚えます。

うちの娘も、広くて全く凹凸の無いところで何度も転びました。そんな娘たちの姿を見ていて、小さいうちに転ぶのが大事なんだな…と気づきました。

頭からズテ〜ンと行っても、大した怪我はしないのです。大人だったらもっともっとすりむいているはずだし、年寄りだったら骨折していたかも。だけど、子供はちょっとすりむくくらい。

これはどうしてだろう?運動エネルギーで考えますと、転んだ時の衝撃は身長と体重に比例するはずです。その衝撃を転んだ瞬間に腕や頭や膝が受け止めることになりますが、身長と体重が大人の半分だとしても衝撃は1/4になります。

だから、絶対に子供の方が転び得(?)なのです。柔道の受け身の練習ではありませんが、小さいうちにあらゆる転倒パターンを習得して、転び方に熟達しておく方がいいのです。

体だけではなく、心の場合もそうだと思います。小さいうちにつらいことや悲しいことをある程度は体験して、心を強くしておいた方がいい。一時的にしょげることはあっても、大人になってからおかしくなるよりはいいんじゃないかと思うのです。(もちろん「転ぶ」というのは、ほどほどの程度のものですよぉ。一発で致命的なものは大人も子供も関係なくダメです。)

「競争にさらすのはかわいそうだ」という気持ちはわかりますが、競争にさらさないのは無菌室で育てるようなものです。子供のうちに抵抗力をつけておかないと、外(社会)に出た途端に倒れてしまいます。

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