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世紀末のある日、私は前出のO社長と再会しました。

当時流行っていた「脳内革命」の春山茂雄講演会(仙台市泉区のイズミティ21にて行われた)の申込みで、O社長の事務所を訪ねてみたのでした。その強烈な顔は印象的で、例の複素電磁場理論の人であることもすぐに思い出しました。

O社長は、そういった怪しい講演会の企画を行っていました。私も興味がありましたので、できる限り手伝いたいと言いました。

「実は今、波動測定のオペレーターを探しているんだが…」

数ヶ月後、私は春山茂雄氏が使っていたという波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをすることになりました。

春山氏は当時は時の人であり、新宿駅近くの高〜いビルに新しい感覚の病院を造りました。私も出張の帰りに見学したことがあります。高級な旅館のような内装で、看護師さんは着物を着ていました。でも仲居さんというよりはホステスさんという感じ。その病院がその後どうなったかは貴重な証言を見つけましたのでご覧ください。

世紀末の夜、私は春山氏やO社長のような世紀末を追いかける人たちと出会い、興奮していました。今にして思えば、少なくともこういう人たち(悲惨な世紀末の予言を信じ、準備していた人たち)には、確かに悲惨な世紀末(あるいは暗い新世紀)が訪れたように思います。

つまり、悲惨な予言を信じた人にだけ、予言どおりの現実が訪れたのでした。

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