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NHK「爆笑問題のニッポンの教養#82」(8月4日放送分)を見ました。薬学の船山信次先生でした。毒のない穏やかな雰囲気の先生…毒薬vs毒舌という展開。

「蓼食う虫もすきずき」と言いますが、トリカブトにつく虫がいるそうで、「毒」という呼び方が手前勝手なものであることに改めて気付きました。体に影響を及ぼす化学物質という点では「薬」と同じです。

トリカブトの中に造られる化学物質が、たまたま人間にとっては猛毒だったというだけ。トリカブトに殺意は無かったのです。未必の故意すらも無かった。

逆に、人間は無毒化できるから平気だけれども虫にとっては毒、という薬品もあります。防虫パッチなどに使われています。

次女が赤ちゃんの頃、ペタペタ貼ってお出かけしたことがあります。でも、これには可愛い動物(コアラだったかな?)の絵が書いてありまして、娘たちは喜んでペタペタ貼ったり剥がしたりして遊んでいました。家に帰る途中、後部座席の次女がおとなしいので振り返ってみると、何と防虫パッチをなめていました。

説明書に「人間は無毒化できる成分なので心配いらない」と書いてありましたが、赤ちゃんですから何かあるかもしれない。苦しくても口で説明することはできない。そんなわけで、薬の影響を確かめるために私も防虫パッチを口に含んだ覚えがあります。

薬害はありませんでした。というか、無いと思うのですが、私も次女も自覚が無いだけでしょうか…

《つづく》